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京都、自力で決めた!! 12年ぶりのJ1昇格決定!! 敵地で千葉とドローで勝ち点1奪取

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京都サンガF.C.が12年ぶりのJ1昇格を決めた

[11.28 J2リーグ第41節 千葉 0-0 京都 フクアリ]

 J2リーグは28日、第41節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉京都サンガF.C.が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが生まれずに0-0の引き分けに終わった。勝ち点1を上積みした京都は、自力で12年ぶりのJ1昇格を決めた。

 ここ11戦無敗(7勝4分)の千葉は11月21日の第40節北九州戦(○2-0)から先発1人を入れ替え、MF小林祐介らを先発起用。一方、引き分け以上で自力で12年ぶりのJ1昇格を決める京都は第40節岡山戦(△0-0)から先発1人を入れ替え、MF福岡慎平らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤から圧力をかける京都が押し込む時間帯が続き、フィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。前半16分にはDF荻原拓也が強烈な直接FKを枠内に飛ばすが、横っ飛びしたGK新井章太に阻まれてしまう。すると、同17分に京都をアクシデントが襲い、負傷したDFヨルディ・バイスがプレー続行不可能と判断され、DF長井一真との交代を余儀なくされた。

 その後も京都が主導権を握って試合を進め、前半37分には荻原がPA外からミドルシュートを狙うも、勢いよく飛びしたボールは再び新井章太に弾き出されてしまった。

 0-0のまま後半を迎えても流れは大きく変わらず。京都がボールを保持して試合を進め、たとえ攻撃権を失っても素早い攻守の切り替えですぐさま奪い返して波状攻撃につなげる。しかし、粘り強く対応し、体を張り続ける千葉守備を攻略し切れない。

 後半29分には京都に決定機。FW宮吉拓実のロングパスからPA内まで持ち込んだFWピーター・ウタカが右足シュートも、好反応を見せた新井章太に左手1本でストップされてしまう。同30分には千葉。右サイドから切れ込んだFWサウダーニャがPA外から狙うも、シュートはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 後半35分にはMF高橋壱晟が蹴り出したCKからFW櫻川ソロモンがドンピシャのタイミングでダイビングヘッドで合わせるがGK清水圭介がビックセーブでゴールを守り抜く。その後も両チームに得点は生まれずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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