beacon

クリアソン新宿DF小林祐三が現役引退へ!! ラストマッチは運命のJFL入替戦「皆様、力を貸してください」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 Criacao Shinjukuは2日、DF小林祐三(36)が今季限りで現役を引退することが決まったと発表した。Jリーグ通算435試合に出場した小林は昨季でプロサッカー選手をやめ、株式会社Criacaoに勤務しながら関東1部リーグでプレー。同リーグ優勝、地域CL優勝に導いていた。

 小林はCriacao Shinjukuの公式サイトを通じて「さて、シーズンも佳境を迎えるこの時期に、皆様に一つご報告があります。私、小林祐三は今シーズン限りでサッカー選手を引退します。5歳でサッカーを始めてから約30年間の歳月が流れました。ほぼ毎日ボールを蹴り、週末に試合をする、たまに平日も試合をする。勝ったり、負けたり、喜んだり、悔しがったり、傷ついたり。そんな日々に、ここで区切りをつけたいと思います」と引退を発表。Criacao加入時からの思い出を振り返りつつ、現在の思いを長文で伝えている。

 Criacao Shinjukuは12月中に予定されているJFL入れ替え戦でFC刈谷と対戦。勝利すれば初のJFL参入が決まる。小林にとってはこれがラストマッチとなる見込み。「だからこそ、あと1試合。勝ってJFLに昇格したいです。先ほども書いた通り『自分のサッカーが届く』というのはとても抽象的なことで、割とすぐ忘れちゃうものだとも思います。でもJFLに昇格したら2021年シーズンはクリアソン新宿にとって伝説のシーズンになるし、写真にも残るし、きっとみんな語り継いでくれるでしょう。小林祐三がいたこともきっと覚えてくれるはず。『結局は、結果か』と思う人もいるかもしれませんが、そこはやはりスポーツなのである程度やむなし、としていただけたらと思います。そんな世界に30年間も浸かっていたので許してください。ただ、自分はこういう局面で結果を残してきた自負もあります。選手生活の集大成にしたいと思いますので、皆様、力を貸してください。応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。

TOP