beacon

勇退の村上伸次主審、槙野サプライズの裏話を明かす「涙が止まりませんでした」

このエントリーをはてなブックマークに追加

サプライズ演出を披露したDF槙野智章

 今シーズン限りでの勇退が決まっている村上伸次主審は、4日に行われたJ1リーグ第38節の名古屋グランパス浦和レッズ戦を担当。試合後には自身のツイッター(@MuraNoburin)を更新し、DF槙野智章がユニフォームの下のシャツに書いた惜別のメッセージについて、裏話を伝えた。

 試合はスコアレスドローで終了。その後、J1通算307試合目を終えた村上主審に対し、選手たちが花道を作った。村上主審が歩き終えると、そこに待ち構えたのは、自身の退団も決まっている槙野。こっそりユニフォームを脱ぎ去ると、惜別のメッセージが書かれたアンダーシャツを主審に見せ、その思いを伝えた。

 メッセージには「村上さんの笑顔が、僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました。最高のレフェリングをありがとう!おつかれ様でした。浦和レッズ槙野智章」と記載。驚きの表情を浮かべた村上主審は、“ルール”に則ってイエローカードを掲出。しかし、笑みを浮かべて感謝を伝えていた。

 試合後、村上主審は自身のツイッターで「名古屋浦和スタッフ選手の皆さん、そしてサポーターの皆さまの拍手はいつまでも忘れません。また胴上げや槙野さんのTシャツ感謝です。洗濯をして飾ります(笑)」と後日談を語る。

 槙野へのイエローカードについても「槙野さんにイエローカードは出しましたが公式記録には載せないでくださいとお願いしました」と粋な計らい。「試合後、槙野さんからお話を聞きました。昨日の夜、コンビニでTシャツとマジックを買ってみんなで相談してコメントを書きました!と言われ涙が止まりませんでした。本当にありがとうございました」と裏話を明かした。


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP