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横浜FMが“指笛”疑惑の最終報告を発表「反スポーツマンシップにつながる行為は許しません」

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疑惑が向けられたケヴィン・マスカット監督

 横浜F・マリノスは5日、疑惑があがっていた笛系音が発せられた事による試合妨害行為について、最終調査報告を発表した。

 クラブ公式サイトによると、横浜FMは9月18日にJ1第29節で名古屋グランパスと対戦。すると試合中に笛のような音が鳴り、両チーム選手の動きが滞る事象が発生していた。ネット上では、動画が拡散。笛の発生源として横浜FMのケヴィン・マスカット監督に疑惑の目が向いていた。

 横浜FMは事象発生直後に3点の調査を実施し、すでに報告済み。①マスカット監督に2度の確認をして「該当する行為を行っていない」との旨の回答を得たこと、②可能な限り映像、音を取り寄せて、確認、解析を実施したこと、③ベンチ周辺のチーム内スタッフに聞き取りの実施を行ったこと、を発表し、その上で疑惑を否定していた。

 クラブはその後も12月4日の最終節まで、3つの対応を実施していたという。それは①関係各所の協力を仰ぎ、本件の当該試合以外を含む事象検証、②合計18人に対する聞き取り、③第30節以降、最終節までの9試合にて、横浜FMベンチの録画、録音および監視の3点。

 その結果、いずれも事象の確認には至らなかった。この調査内容は、5日にJリーグに提出しているという。

 横浜FMは改めて「横浜F・マリノスは、反スポーツマンシップにつながる行為は許しません。私たちは、引き続きこの思いを持ち活動していきます」と強調している。

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