J1リーグ23得点で得点王を受賞した横浜F・マリノスFW前田大然は、和服姿で年間表彰式『Jリーグアウォーズ』の舞台に立った。「今回なんでも良いと聞いていたので、この場にふさわしい正装をしてきました」。これまではタキシードが恒例だったが、今季は服装が自由化。スーツ姿の受賞者が並んだなか、晴れ着でも存在感を見せた。

　得点王は最優秀選手にも輝いた川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンとの同点受賞。シーズン中盤まではL・ダミアンに先行され、2度のハットトリックで逆転を果たしたが、L・ダミアンもラスト4試合で6ゴールを挙げ、デッドヒートは同着となった。

　式典のインタビューでは「残り3節くらいで行けるんじゃないかと思ったけど、ダミアン選手がすごい勢いで追い上げてきてやばいと思った。お互い受賞できて光栄」と喜びの言葉。「チームがあって自分がゴールを取れていると思っている。チームメイトに感謝したい。今年は相手の怖いところに入っていけていたと思うので、それが要因だと思う」と活躍を振り返った。

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