beacon

プロ生活16年にピリオド…琉球FW赤嶺真吾が現役引退を発表「やりきりました」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FC琉球がFW赤嶺真吾の現役引退を発表

 FC琉球は10日、FW赤嶺真吾(38)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 赤嶺は駒澤大卒業後の2006年にFC東京でプロキャリアをスタート。その後、仙台、G大阪、岡山でプレーし、今季琉球に加入した。現役生活16年でJ1リーグ通算249試合68得点、J2リーグ通算179試合20得点を記録。クラブを通じて以下のように感謝を伝えている。

「今シーズンをもちまして現役を引退することを決めました。38歳という年齢まで現役を続けることができたのは、これまで自分を後押ししていただいた指導者の方々、チームメイト、ファン・サポーターの皆さん、そして関係者の皆さまの存在があってのことだと改めて感謝しています。

 16年前にプロサッカー選手としての第一歩を踏み出させてくれたFC東京、選手としても人間としても大きく成長させてもらったベガルタ仙台、サッカーの本質を勉強させてもらったガンバ大阪、J1昇格を目指して突き進んだファジアーノ岡山、そして地元でプレーする喜びを与えてくれたFC琉球。5クラブで経験させてもらったことは、すべて自分の大切な宝物です。

 15歳で鹿児島へ渡ったとき、まだ沖縄にJリーグのクラブはありませんでした。各地でいろいろな経験をさせてもらい、地元に生まれたプロサッカークラブで現役生活を終えられることを、一人のサッカー選手として心からうれしく思っています。

 現役最後の試合、栃木SCとのリーグ最終戦で決めた決勝ゴールは一生忘れません。この試合で得点を決めてみんなで喜べたこと、そしてチームの勝利に貢献できたことは本当にうれしかったですし、やはりゴールがFWとして一番の仕事だと改めて感じました。ゴールを決めて引退できる喜びを胸に、次のステップに進みたいと思います

 最後に個人的な話になりますが、小さな頃から全国どこへでも応援に駆けつけてくれた家族、親族には心から感謝しています。16年間のプロサッカー選手生活、皆さんの応援に支えられて、すべてを出しきることができました。やりきりました。長い間、本当にありがとうございました」
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP