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地元群馬でプロキャリアをスタート、「絶対に負けない」田部井悠はツインズ対決を強く意識

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 早稲田大のMF田部井悠(4年=前橋育英高)は、地元・群馬県に本拠地を置くザスパクサツ群馬でプロキャリアをスタートさせることになった。「自分が育ったように、特に子供たちに夢を与えられるような選手になりたい」。紺色のユニフォームに袖を通した田部井は表情を和ませながらも、しっかりとした決意を語った。

 兄弟でJリーガーになる夢を叶えた。前橋育英高で高校選手権を優勝。中でも田部井は双子の弟である(法政大)とともに注目を集めた。大学で初めて別々の道に進んだ2人だったが、常に意識し合ってきた。涼が今春にいち早く横浜FCへの入団を内定させたが、今季は怪我に苦しんだ悠も12月に入って群馬への入団を内定させた。

 奇しくも横浜FCがJ2に降格することで、1年目から兄弟対決が実現する可能性が出てきた。「対戦できたら、ものすごく嬉しい」と田部井も意識を十分にする。「でも対戦した時に絶対に負けない、自分が点を決めて群馬が勝つことを強く意識したい」。そして新たな夢として「今は違うユニフォームですが、いずれは同じユニフォームを着てプレーすること」を掲げ、プロ生活に胸を躍らせた。

(取材・文 児玉幸洋)
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