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トライアウト参加もプロ3年目、25歳の決断…岩手DF平川元樹が現役引退「一度は現役続行の道を模索しました」

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 いわてグルージャ盛岡は27日、DF平川元樹(25)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 北海道出身の平川はコンサドーレ札幌のアカデミーで育ち、日本体育大学を経て2019年に岩手に加入。プロ3年目の今季はJ3リーグ1試合、天皇杯1試合の出場にとどまり、今季限りでスパイクを脱ぐことを発表した。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「今シーズン限りでいわてグルージャ盛岡を退団し、現役を引退することになりました。なかなかご報告することができずに、この時期になってしまい申し訳ありません。

 引退を決意していた僕に対して、『現役を続けてプレーする姿をまだ見たい』『もっと活躍できる』と大勢の方々が説得してくださいました。その声に背中を押されてトライアウトに参加し、一度は現役続行の道を模索しました。その期間で気付くことができたのは自分のことのように悔しがり、喜び、応援してくれ、声をかけてくれた方々の存在です。結果的には自分自身の折り合いがつかず引退することを決断しましたが、サッカーをしてこなければ経験できなかった、かけがえのない出会いに感謝しています。

 来シーズンはグルージャにとって初挑戦のJ2の舞台。岩手県全体が一岩となって、良い結果を掴み取れるように陰ながら応援させていただきます!

 最後に、どんな時も温かくサポートしていただいたファン・サポーター、スポンサー、ボランティアの皆様、本当に3年間ありがとうございました!」

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