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[J内定高校生の声_15] 清水内定の激速MF川谷凪、半端ないのは「スピードです」選手権で大阪代表と「お互いの3年間の伸びを...」

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世代屈指の高速アタッカー。清水エスパルス内定の静岡学園高MF川谷凪

 ゲキサカでは2022年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。進路を決めた理由や自分の半端ないところ、選手権へ向けた意気込みのほか、『ゲキサカ質問箱』から好きな女性芸能人やハマっている漫画・Youtube番組、チーム内での流行りなどランダムな質問にも答えてもらっている。

 第15回は、清水エスパルス内定の静岡学園高(静岡)MF川谷凪(3年=千里丘FC出身)だ。2年前の選手権優勝時のエースMF松村優太(現鹿島)の系譜を継ぐ超高速アタッカー。圧巻のスピードを活かした突破、クロス、シュートでゴールをもたらす川谷が清水サポーターやサッカーファンへ向けて自身のことを明かす。

【J内定選手一問一答】より
―進路が清水エスパルスに決まって率直に思ったことは?
「まさか自分が行けるとは思っていなかったので、嬉しいというよりも驚きました」

―清水エスパルスに決めた理由と好きなところは?
「サッカーが縦に速いサッカーというか、バンバン裏にも飛ばしてくれるサッカーなので、自分のプレースタイルに合うかなと思いました」

―自分の半端ないところは?
「それはスピードですね。他の選手には無い武器を持っているので、その武器を存分に活かしたいと思います」

―自分の理想のプレー、嬉しいプレーは?
「自分で持って行ってシュートも打てるし、クロスも上げられるし、ボールを持ったら絶対ゴール前まで行けるような、そういうプレーが理想です。やろうと思ってもなかなか難しいんですけれども、チャレンジしていて、たまにできると嬉しいです」

―今年の自分のプレーで良いところと悪いところは?
「良いところは、縦に速く行けてシュートまで持っていけるところとか、カットインしてシュートを打てるところとかなんですけれども、技術面とか判断の遅さとか目立って、他の選手よりも大分劣っているかなと思いました」

―自分にとってライバルは?
「個人としてのライバルはあんまいないんですけれども、挙げるならば大阪の阪南大高。中学時代、千里丘で一緒にやっていた選手が多いので、そのチームとやって潰したいです。ボクは(阪南大高のDFリーダー西田)祐悟とかめちゃくちゃ仲良くて帰省しても普通に遊べたりするので、そういう選手たちに今の自分のプレーを表現したいし、お互いの成長とかも見て、一緒のところで3年間やったけれど、別のところでも3年間やったので、そのお互いの3年間の伸びをお互いで表現したいなと思います」

―プロで対戦したい相手は?
「(海外移籍が噂されているけど)前田大然選手で、足がめちゃくちゃ速くて得点能力もあるので、ちょっと参考にしたいというか、ナマで一回見てどんくらい速いのかとか、自分に盗めるところがあるのか見てみたいと思いました」

―自分にとって選手権とは?
「中3の時に見ていたのが山田(青森山田)対流経(流通経済大柏)の3-1の試合(18年度決勝)で、その時に高校サッカー選手権に出たいなと思って、1年の時からこの高校サッカー選手権を目指してやってきたので、そういう部分では一つの夢なので人生懸けて戦いたいと思います。目標は優勝です」

―プロ1年目と将来の目標は?
「プロ1年目の目標は試合にどんどん絡んで行くことですね。1年目から絡める選手はだいぶ少ないと思うので、そういう部分でもアピールして、1年目からどんどん絡んで行けるようにして、将来A代表とか世代別代表とか海外で活躍する選手になりたいです」

―清水エスパルスサポーターへ向けてメッセージを。
「まずは選手権で自分のプレーを表現して、エスパルス入っても自分の持ち味のスピードを見てもらって、観客を沸かせるというか好感を持ってもらえるようなプレーヤーになるので応援よろしくお願いします!」

【ゲキサカ質問箱】より。磐田内定MF古川陽介、徳島内定MF玄理吾、北九州内定DF伊東進之輔と同時進行。
―今まで一緒にプレーした中で、コイツ半端ないって誰?
古川「ボクは、一番ヤバい選手は勝島新之助選手(京都U-18)。技術あって、身体の大きさとか全部スピードもあって、ホンマに怪物やなと思いました」
玄「自分は松木玖生選手(青森山田高)です。インターハイの準決勝で試合をした時に2点松木選手に決められて、凄い半端ないなと思いました」
川谷「ボクは中学時代の中村仁郎(G大阪ユース)です。止めようがなくて、コイツだけは放っておこうと思いました」

―試合前にテンションを上げるために聞いている曲は?
伊東「これは、Mrs. GREEN APPLEの『インフェルノ』とか聞いています」
古川「オレは曲というよりは、You Tubeで『がーどまん』とか見ています」
玄「自分もYou Tubeで曲というよりはプレー集とか見たりしています」
川谷「ボクは最近、清水翔太が来ているので、結構聞いています」

―好きな女性タレント・芸能人は誰?
玄「自分は石原さとみさんが好きです」
川谷「ボクは有村架純が好きです」
伊東「ボクはガッキー(新垣結衣)です」
古川「ボクは森七菜さんです。応援マネージャーの時に一目惚れしました」

―10年後何している?
川谷「ボクはサッカー選手が終わっていたら、多分、ジムに通って筋トレしています」
古川「ボクはサッカーで成功して、めちゃめちゃ美人な奥さんといます」
伊東「ボクもサッカーで海外とか行けたら良いです」
玄「自分もヨーロッパでプレーしています」

―デートに行くならどこに行く?
古川「デートは公園です」
伊東「ボクは家が良いです」
玄「自分はユニバが良いです」
川谷「ボクも家が良いです」

―今後どんなサッカープレーヤーになりたい?
伊東「今後はプロで活躍して行って、ファンやサポーターの人に愛されるようなサッカープレーヤーになりたいです」
玄「今後は見ている人を魅了するようなサッカープレーヤーになりたいです」
川谷「日本で活躍して、いずれは世界に行けるように頑張りたいです」
古川「今後はもっと上手いドリブラーになりたいです」

―自分がチームで一番のことは何?
川谷「ボクはスピードです」
伊東「ボクは身長です」
古川「ボクは顔...カットで」
玄「自分はドリブルです」

―今ハマっている漫画・アニメは何?
古川「今、『ワンピース』を全部読んでいて、今、カイドウと戦っているんですけれども早くルフィに勝ってもらいたいです」
伊東「ボクはアニメで『進撃の巨人』を見ました」
玄「ボクは『アオアシ』という漫画にハマっています。主人公の青井葦人が今、凄い覚醒していて、面白いです。でも、好きなのは北野蓮という人です」
川谷「ボクはアニメも漫画もほとんど見ないので、特に好きなものはないです」

―高校での会心のプレーはどの試合のどんなプレー?
伊東「やっぱり(選手権の)県大会の決勝で決めたヘディングは今まで跳んだことがないくらいの打点の高さで、今までで一番気持ちの良い瞬間でした」
玄「インターハイの大阪桐蔭戦でのボレーシュートです。自分、シュートが凄く下手くそなんですけれども、たまたま良いの入りました」
川谷「ボクは時之栖(カップ)で(青森)山田とやったときのクリアのボレーです。結構、キレイに入りました」
古川「ボクは選手権準決勝の(藤枝)明誠戦のスライディングシュートです。あのシュートはらしくないんですけれども、魂のゴールだなと思いました」

―憧れのサッカー選手は誰?
玄「自分は大島僚太選手に凄く憧れています。プレースタイルも少し似ている部分があるかなと思うので、良くYou Tubeとかでプレー集を見ています」
川谷「ボクは、あんまり憧れのサッカー選手とかいないんですけれども、You Tubeで最近(フェデリコ・)キエーザ選手のプレーを(自分と同じ)右利きで右サイドなので、どういうプレーをしているか参考にしながら見ています」
伊東「ボクは、冨安(健洋)選手とかはCBだけじゃなくてSBもこなしたりしていて、器用な選手なので参考にしています」
古川「ボクは選手としても、人としてもそうなんですけれども、(先輩で)拓殖大学の関根さん、関根大輝選手に凄く憧れていて、器の大きさは今まで出会った人の中で一番良い人やと思いました」

―ウチの監督のここが凄いのはどんなところ?
4人「みんなで一個だそう...(相談)。学校とかで遠い場所からでもいると分かるオーラが凄いと思います」

―今までで、一番嬉しかった試合は?
古川「新チームで最初に勝った試合は安心しました。最初6試合、7試合くらい負けてその次の試合で流経(流通経済大柏)に勝って、それがスタートラインかなと思いました」
伊東「インターハイのときの県の決勝の清水東戦で1-3で2点ビハインドで負けている状態から2点取り返してPK戦で勝ったときがとても嬉しかったです」
玄「選手権の県の決勝で藤枝東に2-0で勝った試合が嬉しかったです。静学らしい内容で圧倒して勝つことができたのでとても嬉しかったです」
川谷「自分もインターハイの県の決勝で、自分のゴールが3-2(と1点差)に行ったときの勢いづけられたゴールだったので嬉しかったと思います」

―人生の最後に食べたいものは何?
川谷「やっぱりお母さんの手料理が良いです。特に生姜焼きとか好きです。美味しいです」
古川「ボクはお母さんの手作りの唐揚げです。カリカリで中がジュワっというのが大好きです」
玄「ボクは母の作るカレーです。やっぱりおでんです。最近おでんにハマっているので柚子胡椒を付けて食べたいです」
川谷「ボクは母が作る鍋です。母親の手のこった、食材買いに行くところから考えたらだいぶ温まるので、心も身体も温まります」

―サッカー選手じゃなかったら何をやっていた?
川谷「ボクは多分、水泳選手を目指していました。泳ぐのが得意なので、今は多分、全然速くはないんですけれども、昔は結構学年の中やったら速い方やったと思うので、もしサッカーと水泳で水泳選んでいたら水泳選手を目指していました。陸上も、水の中でもどっちでも速いです」
伊東「サッカーやっていなかったら勉強しまくって、『オレ、勉強できるで』という人間になりたかったです」
古川「ボクはサッカーやっていなかったら、ただ普通にみんなと遊んでいる人生。普通の公立高校行って、普通の暮らしをしていました」
玄「自分もサッカーやっていなかったら何もせずに毎日満喫していました」

―名前の由来は?
川谷凪「ボクの名前の由来は海の波がおとなしくなった時に『凪』というらしいんですけれども、穏やかにという由来なんですけれども、応えることができなくてすみません」
玄理吾「ボクは真っ直ぐな人間になって欲しいという思いを込められて付けられたと思うんですけれども、ひねくれてしまって本当に申し訳ないです」
伊東進之輔「ボクはおじいちゃんの名前とかから画数とか考えたらしくて、それで『進之輔』と付けられたらしいです。『進』という字が入っているので、まっすぐに進んで欲しいという意味があると思うので、ボクは期待に応えることができていると思っています」
古川陽介「ボクは太陽の様に明るい人になってほしいということで『陽介』という名前になったんですけれども、明るく過ごせているかなと思います」


(取材・文 吉田太郎)
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