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愛称“タラちゃん”。横浜FM帰還のンダウ・ターラ、昨季J2出場2試合も「得るものたくさんあった」狙うはJ初ゴール

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横浜F・マリノスFWンダウ・ターラ

 無名の大学生からプロ入りを掴んだFWンダウ・ターラが1年間の武者修行を経て、横浜F・マリノスのユニフォームに身を包んだ。昨季はFC町田ゼルビアでリーグ戦2試合の出場。そのポテンシャルを発揮するに至ってはいないが、「得るものがたくさんあったので、それを発揮できたら」と意気込んでいる。

 セネガル出身・北海道育ちのンダウは昨季、新潟医療福祉大から横浜FMに電撃加入。1年目は経験を積むため町田に期限付き移籍するも、J2リーグ戦2試合の出場にとどまった。プレータイムは合計22分間。高いポテンシャルが評価されてのプロ入りとなったが、Jリーグの舞台においてその能力は未知数のままとなっている。

 それでもンダウは「うまくいかないことがたくさんあったが、常に矢印を自分に向けながら生活してきて、得るものがたくさんあったので、それを発揮できたら」とアピール。「練習から常に点を取る意識をしてきた。自信はある。学ぶことのほうがたくさんあると思うけど、まずはメンタルから負けないように自分が試合に出るという気持ちでやっていきたい」と出場機会獲得に向けて闘志を燃やした。

 9日に行われた新体制発表会では一足早く存在感を発揮。呼ばれたい名前を問われて「地元の仲良い女の子にはタラちゃんと呼ばれてました」と返し、国民的アニメのキャラクターと同じ“タラちゃん”の愛称でインパクトを与えた。次はピッチでも爪痕を残す番。「攻撃的なサッカーが好きだし、僕も攻撃的な選手なのでそこに携われるのは誇り。結果を出していきたい」。まずはJリーグ初ゴールを目指す。

(取材・文 竹内達也)
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