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「簡単に決められる話ではなかった」…浦和移籍を決断したMF岩尾憲「自分ができることを精一杯やりたい」

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浦和レッズMF岩尾憲

 再び指揮官と共闘することになった。徳島から浦和レッズに期限付き移籍で加入したMF岩尾憲は「自分ができることを精一杯やりたい」と意気込みを示した。

 16年から徳島に在籍した岩尾は、翌17年から20年までの4年間、現在浦和の指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督の下でプレー。17年から41、39、41、42試合と4年連続でほぼフルシーズンをピッチ上で戦い抜くだけでなく、キャプテンマークを託されるなど、指揮官から絶大なる信頼を得ていた。

 昨季、ロドリゲス監督が浦和監督に就任した際は、「少し寂しいというか、悔しいというか、そういった思いもあった」ようだが、今季から再び同じチームで同じ目標に立ち向かうことになった。

 6年間を過ごした徳島を離れることには葛藤もあり、移籍は「簡単に決められるような話ではなかった」という。しかし、「34歳になるキャリアで、若い選手と比べて残された時間は長くない。時間の使い方をどうしたいかというところで、浦和さんにお世話になることを決断した」と新天地を求めた。

「タイトルに向けてチャレンジするというのも、僕自身、キャリアでは初めてだし、新しい挑戦になる。自分ができることを精一杯やっていきたい」

 背番号は、湘南時代のプロ1年目に着けていた19に決定。「これだけの大きなクラブが自分に対して期待して下さっていることに感謝しつつ、謙虚にひたむきに、今一度しっかり見つめ直して再出発しようという決意から19番にさせて頂きました」。“恩師”の下で再び存在感を放つことが期待される。

(取材・文 折戸岳彦)
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