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京都橘から浦和へ…FW木原励、高3で味わった「悔しい気持ち」はプロで晴らす

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浦和レッズFW木原励

 高校最終年となった今年度、悔しさを味わった。その悔しさを晴らすのはプロの舞台となる。京都橘高から浦和レッズに加入したFW木原励は、「この舞台でやらせてもらえることに感謝して、楽しんでプレーしたい」と語った。

 高校1年時から京都橘のトップチームで出場機会を得てきた木原は、1年時、2年時に高校選手権を経験し、2年時には全国の舞台で2ゴールを奪取。インパクトを残して注目度を高めたが、自身が最上級生、そしてキャプテンとなって迎えた3年時にはインターハイ、選手権の出場を逃した。

 高校での3年間、自身でも大きな成長を感じている。「1個上、2個上の選手とサッカーをさせてもらい、自分のレベルアップにもつながったし、1、2年生の頃に全国の舞台を経験させてもらったことは良い経験だった」。だが、最終学年で全国の舞台を逃したことで「すごい悔しい思いをしたし、今年1年はとてもしんどい1年だった」と振り返った。

 悔しさを残して高校サッカーを引退したが、木原のサッカー人生は続いていく。そして、「その悔しい気持ち」を晴らすのはプロの舞台だ。

 12日に行われた新体制発表会見。「ユニフォームに袖を通すことができて、浦和の選手の一員として、しっかり戦っていきたいという強い気持ちを持つことができた」と力を込めるだけでなく、「プロに慣れる土台を作り、少しでも早くピッチに立ちたいし、(目標とする)5点を決められるように頑張っていきたい」と決意を表した。

(取材・文 折戸岳彦)
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