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大分、強化部長に柿本倫明氏が就任…現役時代から在籍した松本を通じて「14年間ありがとうございました」

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 大分トリニータは13日、フットボール事業本部強化部長に柿本倫明氏が就任したことを発表した。柿本氏は昨季まで松本山雅FCのチーム統括本部でスカウトを務めていた。

 柿本氏はクラブを通じて、「いつも大分トリニータを応援してくださる、ファン・サポーターの皆様、多大なるご支援を受け賜っておりますスポンサー企業の皆様、この度大分トリニータの強化部長に就任する事になりました、柿本倫明と申します。プロスポーツにおいて勝利にこだわり闘い続けることは至極当然であり、今年は1年でのJ1復帰を目標に全力で尽力いたします。またサッカーと言うスポーツを通じて、大分の活力に貢献し、大分トリニータを応援してくださる皆様に愛され、地域の象徴となれるよう取り組んでまいります」とコメント。

 また、現役時代もプレーし、引退後もアンバサダーや強化担当を務めた松本のクラブ公式ウェブサイトを通じて、以下のようにコメントしている。

「いつも松本山雅FCを応援し支えてくださる、ファン・サポーター、スポンサー企業の皆さん、2021シーズンも多大なるご支援ご声援ありがとうございました。私事ではありますが、2021シーズンをもって松本山雅FCを離れる決断をいたしました。

 14年前、プロサッカー選手からの引退を決め地元へ戻り、新しい職場へ就職することも考えていた私を熱心に誘ってくれたクラブが松本山雅FCでした。当時クラブはまだ地域リーグで、決まった練習会場もなく、時には土のグラウンドを泥だらけになりながらボールを追いかけていた日を、昨日のことのように思い出します。そんな中でもチームメイトと一緒にボールを追いかける日々に、あらためてサッカーの楽しさや素晴らしさを気付かさせてもらったことに、自分の選んだ道が間違いではなかったと感じられました。

 はじめてアルウィンでプレーした時は、地域リーグにも関わらず、多くの方々に応援していただけるチームでプレーできたことを誇らしく感じ、松本山雅FCのファン・サポーターを頼もしく感じましたし、諦めそうになった時、多くの選手が皆さんの応援に背中を押されたことは間違いありません。これまで多くの感動を皆さんと共有できたことは私の宝物であり財産です。これから同じ時間を共有できないことを寂しく感じますが、松本山雅FCで得た経験を生かし、今後も頑張って行きたいと思います。

 松本山雅FCが1年でJ2昇格を果たし、これからも多くの方々に愛され、さらに魅力あるクラブへと発展して行くことを心より願っています。14年間ありがとうございました。OneSoul!」

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