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川崎F高卒ルーキーは期待の才能…興國高ドリブラー永長鷹虎&トップ昇格“川崎の太陽”が意気込み

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 2022シーズン、川崎フロンターレに加わった高卒ルーキー2人は技巧派の才能だ。興國高出身、世代屈指のドリブラーとして注目されるU-18日本代表候補FW永長鷹虎は背番号26、川崎フロンターレU-18からトップ昇格を果たしたFW五十嵐太陽は28番に決定した。

■才能あふれる左利きドリブラー
 興國高史上No.1テクニシャンとの呼び声高い永長は複数クラブの争奪戦の末、川崎Fに加入した。独特なリズムのドリブルと卓越したテクニックを持つ才能あふれるレフティ。特にドリブルは一級品。「ドリブラーは高体連、ユースの中にも多いと思うんですが、自分のドリブルは他とは違うようなリズムだったり、アイディアや細かいテクニックが売り」と永長。竹内弘明強化本部長も「彼のドリブルは高校世代では止められない」と評価した。

 タイプは違うが、目標とする選手にはMF家長昭博を挙げ、「体感して全部吸収していきたい」。目指すポジションは、その家長がレギュラーを張る右ウイングだ。「自分が一番技術を発揮できるポジションだと思う。自分が得意なカットインからシュートやクロスという場面はつくれると思う」とイメージを膨らませた。

■ユース10番の系譜 “川崎の太陽”
 一方、五十嵐はU-12から川崎Fのアカデミーで育った生え抜きの才能。悲願のプレミアリーグ初昇格という“置き土産”を後輩に残し、トップチームでスタートを切った。「太陽」という自らの名前にちなんで「“川崎の太陽”と、ひとりでも多くの方に呼んでもらえるように頑張りたい」とサポーターに決意を語った。

「1対1での間合いの取り方、間で受けた時のターン、技術のところを見てほしい。点を取るところもそうですが、全体的にプレーの技術の違いを見せていきたい」とアピール。同じくユース時代に10番を付けたMF脇坂泰斗は目標の存在だ。インサイドハーフでのプレーに意欲を示す五十嵐は「1試合でも早く、1試合でも多く、1秒でも多く試合に出るために、ひと回りふた回りと大きくなって、成長スピードを上げていきたい」と活躍を誓った。

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