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富山MF田中佑昌が現役引退…甲府アカデミーコーチ就任へ「サッカーを頑張れたのは家族の支え応援があったから」

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MF田中佑昌が現役引退

 カターレ富山は20日、昨季限りで契約満了となっていたMF田中佑昌(35)が現役を引退し、ヴァンフォーレ甲府のアカデミーコーチに就任することが決定したと発表した。

 福岡県出身の田中は福岡U-18から2004年にトップ昇格。その後、千葉、甲府と渡り歩き、20年に富山に加入した。在籍2年目の昨季はJ3リーグ12試合1得点を記録。昨年12月4日に契約満了が発表されていた。

 田中は現役引退を決断し、指導者の道へ。自身もプレーした甲府のアカデミーコーチ就任が決定した。甲府を通じて「選手としてお世話になったヴァンフォーレ甲府で今度は指導者として関われる事をとても楽しみにしています。自分がプロサッカー選手として得た様々な経験や感情を、まずはサッカースクールを中心とした普及活動から伝えていけるように頑張ります」と意気込みを語っている。

 また、田中は富山のクラブ公式サイトを通じて、これまで所属してきたクラブ、応援をしてくれたファン・サポーター、そして、支えてくれた家族に感謝の言葉を残している。

「この度、私、田中佑昌は2021シーズンを持ちましてプロサッカー選手を引退します。まず初めに18年間応援し共に闘ってくださったファン・サポーターの皆様、チームを支えてくださっているスポンサー、パートナー、サプライヤーの皆様、本当にありがとうございました!

 そしてユース時代からお世話になりプロサッカー選手としての第一歩を踏み出させてもらったアビスパ福岡、プロサッカー選手として、さらに成長させてもらったジェフユナイテッド市原・千葉、トライアウトからもう1度J1の舞台で闘わせてもらったヴァンフォーレ甲府、J500試合を達成させてもらったカターレ富山の関係者の皆様本当にありがとうございました。心から感謝しています。皆様のおかげで素晴らしい最高のサッカー人生を送る事ができました。

 私自身、サッカーが上手い選手ではなかったのでこれほど長くプロサッカー選手をできると思っていませんでしたが、18年間プロサッカー選手としてできたのはチームメイト、監督、コーチ、トレーナー、フロントスタッフ皆さんの助けがあったからだと改めて感じています。関わってくれた皆さんには感謝しかありません。

 そして福岡時代、毎試合応援に駆けつけてくれて、サッカーの楽しさを教えてくれた父、丈夫な体に産んでくれた母に改めて感謝の言葉を伝えたいと思います。ありがとうございました!

 最後に18年間楽しいとき、辛いときもずっと隣で支えてくれて誰よりも1番応援してくれた妻、いつも元気な笑顔でパパを応援、癒し、元気をくれた2人の息子達。18年間サッカーを頑張れたのは家族の支え応援があったからです。本当にありがとう!

 田中佑昌に関わってくれたすべての皆様、長い間本当にありがとうございました!第二の人生も自分らしく、楽しんでいきたいと思います!」

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