元日本代表DF内田篤人氏の冠番組、DAZN『内田篤人のFOOTBALL TIME』に元日本代表MF今野泰幸がゲスト出演し、移籍の舞台裏を告白している。

　今野は2年半在籍したジュビロ磐田を退団し、39歳の誕生日だった1月25日に南葛SC(関東1部)への加入が発表された。

「結構前から来てたんですか、話は?即答ですか?」と内田氏が質問すると、今野は「即答じゃない、考えた。ジュビロと契約満了になって、全部代理人に任せて移籍先を探してもらっていたんですけど、僕余裕こいてて、どっかからはくるだろうなと」と、移籍の経緯を明かした。

「いろんな思いがあったけど、まったく全然(オファーが)来なくて。かすりもしない、オファーもこなくてだんだん焦ってきて。俺が満了になったことをチームに発表してほしいと伝えた」

「俺、契約満了になったのが初めてで、ちょっと恥ずかしくて。子どもの親に会った時に(契約満了が発表されていないことで)『あ、クビになった人だ』って思われなくて済むなっていう甘い考えもあった。ちょっと変わってるんです(笑)」と、複雑だった当時の胸中も告白している。

　今野がクラブに促す形で昨年12月23日に契約満了が発表されると、南葛SCからオファーが届き、今回の移籍が実現。「やっぱり満了になったことは言ったほうがいいんだ、と思って。変に隠さないで」と冗談交じりに振り返った。

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