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最前線にソロモンがいることで…今季加入の千葉MF風間宏矢「プレーのバリエーションも増える」

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ジェフユナイテッド千葉MF風間宏矢

[2.11 ちばぎんカップ 千葉 0-1 柏 フクアリ]

 前線のトライアングルのイメージは十分にできている。しかし、発展途上にあることは間違いない。今季、ジェフユナイテッド千葉に加入したMF風間宏矢は「ここから上げていきたい」と話した。

「今までは敵としてやっていたけど、フクアリで自分がジェフのユニフォームを着て、ホームとして戦えたのは素直に嬉しかった」

 千葉のユニフォームに袖を通して迎えた、ホーム初戦。3-4-2-1の右シャドーの位置に入り、組み立てに絡むだけでなく、果敢にゴールにも迫った。しかし、得点に結び付けることができず、「チャンスを決め切れていれば、展開も違ったと思う」と悔しさを滲ませた。

 1トップに入るFW櫻川ソロモン、左シャドーのMF三木友哉と形成するトラアングルは攻撃の生命線となる。「2人との距離感を意識している」。特に、最前線に190センチの櫻川が入ることで、自身がどうプレーすべきかのイメージは十分なようだ。

「ソロモンというターゲットとして収められる選手がいるので、そこを使って飛び出していくプレー、ポストに使うプレー、おとりにして自分がボランチから引き出すプレーなど、彼がいるだけでシャドーが関われるプレーのバリエーションも増えてくる」

 今季加入したこともあり、連係面が向上していくのは、これから。「しっかり話していきたい」とチームメイトとのコミュニケーションを深めていくだけでなく、「精度が低いところがあったので、一つひとつの精度を上げていきたいし、コンディションも上げていきたい」と自身の調子も、開幕に向けてより上げていこうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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