今週末に開幕するJ1リーグ戦の対戦カード別のオンラインインタビューが行われ、ホームに神戸を迎える名古屋グランパスからは、FW柿谷曜一朗が出席した。

　名古屋は14年に清水に敗れて以降、J2時代も含めて7年連続負けなし中(5勝2分)と、近年の開幕戦に好相性を持つ。さらに今季は新たに長谷川健太監督を迎えて、昨季の5位から更なる上位を目指すシーズンになる。

　キャンプ期間中は新型コロナウイルスの影響で活動休止を強いられるアクシデントがあったが、柿谷は「目指すべき方向を確認できた」と問題なく開幕を迎えることが出来ると胸を張る。

　さらに「長谷川監督のスタイルは攻守にアグレッシブ。去年との違いはゴールを奪いに行く姿勢がみせられると思う」と昨季までマッシモ・フィッカデンティ監督の下で築きあげた堅守に加え、攻撃面を強化した新たなスタイルに手ごたえを語る。

　柿谷自身は昨年末に虫垂炎を患ったが、これについても「出遅れたけど、キャンプには合流できた。開幕に向けて100%準備出来ていると思います」とコンディションに問題がないことを強調。「勝つことだけを考えていい戦いが出来れば」と闘志を燃やした。

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