清水FW鈴木唯人が“お見事”トラップから同点弾! 守護神・権田のPKストップもあり、札幌と1-1ドロー
[2.19 J1第1節 清水 1-1 札幌 アイスタ]
J1リーグは19日、各地で開幕節を行った。Jリーグ通算対戦成績10勝2分10敗で迎えた清水エスパルスと北海道コンサドーレ札幌の一戦は、1-1のドロー。両チームともに今季初勝利は次節以降にお預けとなった。
清水の平岡宏章監督はホーム開幕戦に4-4-2のフォーメーションを採用。ゴールマウスには日本代表守護神のGK権田修一が立ち、最終ラインはDF片山瑛一、DF鈴木義宜、DF立田悠悟、DF原輝綺の4枚。MF竹内涼と古巣復帰のMF白崎凌兵がボランチを組み、左サイドには昨季特別指定選手としてJ1リーグ5試合に出場したMF山原怜音、右サイドにはMF中山克広。2トップはFW鈴木唯人と柏から新加入のFW神谷優太が入った。
対する札幌のペトロヴィッチ監督は、3-4-2-1のシステムで敵地に乗り込んだ。GKは菅野孝憲が務め、3バックは左からDF福森晃斗、DF宮澤裕樹、DF田中駿汰。2ボランチにはMF高嶺朋樹とMF金子拓郎を起用し、左にMFルーカス・フェルナンデス、右にMF駒井善成。2シャドーには名古屋から新加入のMFガブリエル・シャビエルと2年目のMF小柏剛が入り、最前線にはこちらも新加入のFW興梠慎三が立った。
この試合最初のチャンスを作ったのはアウェーの札幌。前半6分、右サイドを高嶺との連携で抜け出した駒井がカットインでペナルティーエリア内に侵入し、マイナス方向にパスを通す。そこに待ち構えていたL・フェルナンデスが抑えたシュートで狙ったが、ボールはポストを弾き、得点とはならなかった。
それでも、前半15分に札幌がゴールネットを揺らす。札幌は小柏が左サイドから中央にドリブルで仕掛けると、右サイドの金子にパス。金子は近くの田中に預けると、田中があげた柔らかいクロスに小柏が立田と空中戦。ボールは191㎝の立田が先に触ったが、クリアが弱くなったところにL・フェルナンデスがボレーシュートで仕留めた。
先制に成功した札幌は、前半18分にペナルティーエリア付近でフリーキックを得ると、福森の狙いすましたシュートはわずかにゴールの上。さらに、前半21分には田中が右サイドから送ったクロスにシャビエルが頭で狙った。こちらもゴールとはならなかったが、アウェーの札幌が清水ゴールを脅かす。
前半29分には左サイドの福森のコーナーキックから、宮澤が強烈なヘディング弾。このシュートはGK権田の正面に行き、清水は難を逃れる。反撃に出たいホームチームは同31分、神谷が縦にさしたボールを鈴木が反転気味に片山に預ける。しかし、片山がミドルレンジから放ったシュートは力なくGK菅野に阻まれた。
すると、前半37分に札幌に追加点のチャンス。ゴール前で興梠が放ったシュートが清水の立田の肘に当たり、ハンドの判定でPKを得ると、L・フェルナンデスがキッカーを務めた。だが、このPKに立ちはだかったのは清水の守護神。ゆっくりな助走から右に放ったシュートは完全に読まれて、決定機を逃した。
清水は前半45分に右サイドの中山の仕掛けから、最後は山原が左足を振り抜いたが、シュートは右に外れてゴールならず。1点ビハインドで前半を折り返したホームチームは後半開始とともに、中山に代えてMFベンジャミン・コロリを投入した。
すると、清水が立て続けにゴールに迫る。後半10分、ペナルティーエリア内で山原が白崎に横パスを送ると、反転から放ったシュートはGK菅野がブロック。さらに、1分後の同11分には原のスルーパスに抜け出したコロリがGKと一対一となるが、こちらも菅野の好セーブに遭った。
1点が遠い清水。それでも、後半から攻勢を強めたホームチームに同点弾が生まれた。後半23分、右サイドバックの原からロングパスを受けた鈴木が見事なトラップから前を向くと、持ち出して鋭いシュート。ボールはGKとニアポストの間を抜き、ゴールネットに突き刺さった。
追いつかれた札幌は後半31分、ペナルティーエリア内でルーズボールを拾った小柏が反転から強烈な一発。このシュートはクロスバーを直撃した。さらに、同33分には小柏の折り返しにL・フェルナンデスが倒れ込みながら狙ったが、大きく枠を外れた。
終盤にかけて一進一退の攻防となった試合は互いに譲らず、1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合い、リーグ戦通算対戦成績を10勝3分10敗とした。
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J1リーグは19日、各地で開幕節を行った。Jリーグ通算対戦成績10勝2分10敗で迎えた清水エスパルスと北海道コンサドーレ札幌の一戦は、1-1のドロー。両チームともに今季初勝利は次節以降にお預けとなった。
清水の平岡宏章監督はホーム開幕戦に4-4-2のフォーメーションを採用。ゴールマウスには日本代表守護神のGK権田修一が立ち、最終ラインはDF片山瑛一、DF鈴木義宜、DF立田悠悟、DF原輝綺の4枚。MF竹内涼と古巣復帰のMF白崎凌兵がボランチを組み、左サイドには昨季特別指定選手としてJ1リーグ5試合に出場したMF山原怜音、右サイドにはMF中山克広。2トップはFW鈴木唯人と柏から新加入のFW神谷優太が入った。
対する札幌のペトロヴィッチ監督は、3-4-2-1のシステムで敵地に乗り込んだ。GKは菅野孝憲が務め、3バックは左からDF福森晃斗、DF宮澤裕樹、DF田中駿汰。2ボランチにはMF高嶺朋樹とMF金子拓郎を起用し、左にMFルーカス・フェルナンデス、右にMF駒井善成。2シャドーには名古屋から新加入のMFガブリエル・シャビエルと2年目のMF小柏剛が入り、最前線にはこちらも新加入のFW興梠慎三が立った。
この試合最初のチャンスを作ったのはアウェーの札幌。前半6分、右サイドを高嶺との連携で抜け出した駒井がカットインでペナルティーエリア内に侵入し、マイナス方向にパスを通す。そこに待ち構えていたL・フェルナンデスが抑えたシュートで狙ったが、ボールはポストを弾き、得点とはならなかった。
それでも、前半15分に札幌がゴールネットを揺らす。札幌は小柏が左サイドから中央にドリブルで仕掛けると、右サイドの金子にパス。金子は近くの田中に預けると、田中があげた柔らかいクロスに小柏が立田と空中戦。ボールは191㎝の立田が先に触ったが、クリアが弱くなったところにL・フェルナンデスがボレーシュートで仕留めた。
先制に成功した札幌は、前半18分にペナルティーエリア付近でフリーキックを得ると、福森の狙いすましたシュートはわずかにゴールの上。さらに、前半21分には田中が右サイドから送ったクロスにシャビエルが頭で狙った。こちらもゴールとはならなかったが、アウェーの札幌が清水ゴールを脅かす。
前半29分には左サイドの福森のコーナーキックから、宮澤が強烈なヘディング弾。このシュートはGK権田の正面に行き、清水は難を逃れる。反撃に出たいホームチームは同31分、神谷が縦にさしたボールを鈴木が反転気味に片山に預ける。しかし、片山がミドルレンジから放ったシュートは力なくGK菅野に阻まれた。
すると、前半37分に札幌に追加点のチャンス。ゴール前で興梠が放ったシュートが清水の立田の肘に当たり、ハンドの判定でPKを得ると、L・フェルナンデスがキッカーを務めた。だが、このPKに立ちはだかったのは清水の守護神。ゆっくりな助走から右に放ったシュートは完全に読まれて、決定機を逃した。
清水は前半45分に右サイドの中山の仕掛けから、最後は山原が左足を振り抜いたが、シュートは右に外れてゴールならず。1点ビハインドで前半を折り返したホームチームは後半開始とともに、中山に代えてMFベンジャミン・コロリを投入した。
すると、清水が立て続けにゴールに迫る。後半10分、ペナルティーエリア内で山原が白崎に横パスを送ると、反転から放ったシュートはGK菅野がブロック。さらに、1分後の同11分には原のスルーパスに抜け出したコロリがGKと一対一となるが、こちらも菅野の好セーブに遭った。
1点が遠い清水。それでも、後半から攻勢を強めたホームチームに同点弾が生まれた。後半23分、右サイドバックの原からロングパスを受けた鈴木が見事なトラップから前を向くと、持ち出して鋭いシュート。ボールはGKとニアポストの間を抜き、ゴールネットに突き刺さった。
追いつかれた札幌は後半31分、ペナルティーエリア内でルーズボールを拾った小柏が反転から強烈な一発。このシュートはクロスバーを直撃した。さらに、同33分には小柏の折り返しにL・フェルナンデスが倒れ込みながら狙ったが、大きく枠を外れた。
終盤にかけて一進一退の攻防となった試合は互いに譲らず、1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合い、リーグ戦通算対戦成績を10勝3分10敗とした。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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