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FW上田綺世が豪快2ゴール! 鹿島が10人G大阪を3発撃破&2016年以来の開幕白星

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鹿島FW上田綺世が2ゴール

[2.19 J1第1節 G大阪 1-3 鹿島 パナスタ]

 J1第1節が19日に各地で行われ、ガンバ大阪のホームに乗り込んだ鹿島アントラーズは3-1で勝利を収めた。FW上田綺世が2ゴールで勝ち点3獲得に貢献。G大阪はFWパトリックの退場も響き、本拠地での開幕戦を落とした。

 片野坂知宏監督新体制のG大阪はGK東口順昭がベンチ外となり、昨季リーグ戦の出場がなかったGK石川慧を先発起用。布陣はパトリックを最前線、FW宇佐美貴史と新加入MF石毛秀樹をシャドーに据えた3-4-2-1でスタートした。

 対する鹿島はレネ・ヴァイラー新監督が新型コロナウイルスの影響で入国できておらず、岩政大樹コーチが指揮。4-4-2のフォーメーションで臨み、2トップには上田と2年半ぶりに古巣復帰したFW鈴木優磨が入った。

 先にスコアを動かしたのはアウェーの鹿島。前半20分、自陣センターサークル内のMFディエゴ・ピトゥカがスルーパスを送り、ペナルティエリア内右に走り込んだ上田が右足を振り抜く。豪快なシュートがゴール左に突き刺さり、先制点をマークした。

 前半26分にはG大阪の左CKから、ペナルティエリア手前右のこぼれ球にMF小野瀬康介が反応。右足のダイレクトシュートをゴール右に叩き込み、1-1とした。

 追い付かれた鹿島はすぐにリードを奪う。前半30分、今季からキャプテンを務めるMF土居聖真がペナルティエリア内右で相手のパスを引っ掛け、そのボールを鈴木が左足で流し込んだ。

 前半38分にはパトリックが一発退場。後ろから鈴木のスライディングを受け、直後に立ち上がろうとした際、左脚を抱える鈴木を振りほどこうと突き飛ばした行為がレッドカードの対象となった。

 数的優位に立った鹿島はそのまま2-1で前半を折り返すと、後半21分に追加点を奪う。敵陣でゆっくりとボールを回していた中、ピトゥカの縦パスをスイッチに一気にスピードアップ。相手の間で受けたMF荒木遼太郎がターンから上田につなぐ。上田はトラップから素早く右足でシュートを放ち、ゴール左に決めた。

 鹿島はその後も主導権を握り、3-1で逃げ切りに成功。2016シーズン以来6年ぶりの開幕戦勝利を飾った。


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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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