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札幌は興梠慎三がJ1通算159得点目で先制も…広島“背番号10”森島司の技あり弾で両者2戦連続ドロー

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FW興梠慎三が加入後初ゴール

[2.26 J1第2節 札幌 1-1 広島 札幌ド]

 J1リーグは26日に第2節を行った。北海道コンサドーレ札幌サンフレッチェ広島の対戦は、1-1のドロー。両者ともに開幕節に続いて引き分けとなった。

 19日の開幕節・清水エスパルス戦(△1-1)、23日のルヴァン杯グループリーグ第1節・サガン鳥栖戦(△2-2)で引き分けた札幌。J1通算100勝を狙うべく、3-4-2-1の布陣を敷く。GKは菅野孝憲、3バックは右からDF田中駿汰、DF宮澤裕樹、DF福森晃斗を並べる。ボランチ2枚はMF駒井善成とMF高嶺朋樹。右WBはMF金子拓郎、左WBはMFルーカス・フェルナンデス、2シャドーはMFガブリエル・シャビエルとMF小柏剛を置く。1トップにFW興梠慎三が入った。

 広島は19日の開幕節・サガン鳥栖戦は引き分けも、中3日でのルヴァン杯初戦では徳島ヴォルティスに3-0で勝利。リーグ戦で初白星奪取に臨む。3-4-2-1の布陣で、GKは林卓人、3バックはDF野上結貴、DF荒木隼人、DF佐々木翔を起用する。ボランチ2枚はMF塩谷司とMF野津田岳人。右WBはMF藤井智也、左WBはMF柏好文、2シャドーはMF浅野雄也とMF森島司。1トップはFW永井龍が入った。

 札幌は前半11分に先制。中盤の興梠が左サイドに捌き、L・フェルナンデスがPA手前にパスを入れる。福森がそのままPA内に入るが、相手選手と交錯。ボールはPA中央にこぼれると、詰めた興梠が左足ダイレクトで合わせ、加入後初得点となる先制弾をゴール右隅に流し込んだ。興梠はJ1通算得点ランク3位の159得点目となった。

 先制した札幌は、シャビエルのゲームメイク、興梠の起点、小柏のスピードで広島の守備陣を翻弄。しかし、追加点を奪うことはできない。

 すると、少しずつ広島もチャンスを作る。前半42分には森島のPAライン付近からのパスから永井がPA左の深い位置へ。ヒールキックでマイナス方向に戻すと、森島がPA左から右足シュートを放つ。ボールは惜しくもゴール右ポストを叩き、同点とはならなかった。

 前半で追いつくことができなかった広島だが、後半9分に待望の同点ゴール。塩谷が中盤からボールを運び、PA手前にパスを出す。森島が大きなトラップからペナルティアーク内で左足シュートを放つと、ゴール右隅に流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 追いつかれた札幌は後半10分、シャビエルを下げ、FW菅大輝が入る。直後には菅がPA手前から左足シュート。GK林の脇を突き、ボールはゴールラインに寄るが、最後は柏にクリアされた。

 広島は後半16分に浅野を下げ、MF柴崎晃誠を投入。同25分には柏と野津田に代え、MF東俊希とMF青山敏弘が入った。また、25分に札幌も2枚替え。L・フェルナンデスと興梠を下げ、FWミラン・トゥチッチとMF青木亮太が出場した。

 両者その後も交代カードを使い切り、最後まで得点を狙ったが、そのまま試合終了。互いに今季初白星とはならず、2試合連続のドローとなった。

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