beacon

2戦連続退場者出した浦和が完封負け…粘り強く戦ったG大阪、福田決勝弾で片野坂体制初白星!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

ガンバ大阪浦和レッズに完封勝利を収めた

[2.26 J1リーグ第2節 浦和 0-1 G大阪 埼玉]

 J1リーグは26日、第2節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズガンバ大阪が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、前半38分にMF福田湧矢の得点で先制したG大阪が1-0の完封勝利を収め、片野坂知宏監督体制で公式戦初白星を獲得した。

 ホームの浦和は23日の第9節神戸戦(△2-2)から先発3人を入れ替え、FW小泉佳穂、MF岩尾憲、J1デビューとなる大卒ルーキーのDF宮本優太らを先発起用。一方、アウェーのG大阪は19日の第1節鹿島戦(●1-3)から先発2人を入れ替え、FWレアンドロ・ペレイラ、DF三浦弦太らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分にゴールを脅かしたのは浦和だった。岩尾の縦パスを受けたMF関根貴大が左サイドに抜けたFW江坂任へ。江坂のグラウンダーのクロスを小泉がスルーし、後方のMF松崎快が左足シュートを放つもGK石川慧に阻まれ、こぼれ球に反応した小泉のシュートはゴール左に外れてしまう。

 その後も浦和がボールを保持して試合を進め、ゴールに迫る場面を作り出す。同24分には左サイドの江坂のラストパスからPA内で関根がフリーでシュート。しかし、DF黒川圭介のブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。同34分にはドリブルで運んだ関根がミドルレンジから枠を捉えるシュートを放ったが、石川にストップされてしまった。

 浦和が押し込む時間帯が続きながらもスコアは動かずに0-0のまま後半を迎えると、浦和はDF馬渡和彰を投入。なかなか攻撃の形を創出できなかったG大阪はFW山見大登とMF石毛秀樹をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 後半の立ち上がりこそ、プレッシャーを強めたG大阪の網にかかる場面もあった浦和だが、徐々に前半同様にボール保持率を高めていく。後半21分には馬渡が枠を捉える直接FKを放つが、横っ飛びした石川に弾き出されてしまった。すると、後半36分に浦和をアクシデントが襲い、この日2度目の警告を受けた岩尾が退場。神戸戦の明本考浩に続いての退場者となり、数的不利に陥ってしまった。

 そして、後半38分にワンチャンスをモノにしたのはG大阪。同30分にピッチに送り込まれた福田がミドルレンジから放ったシュートがDF岩波拓也に当たってコースが変わってネットを揺らし、スコアを1-0とした。同44分にはDF犬飼智也がMF小野瀬康介のファウルをPA内で誘い、浦和に一度はPKが与えられるが、VARが介入した結果FKに。馬渡の直接FKは味方に当たるなど、最後まで浦和にゴールは生まれず。逃げ切ったG大阪が1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP