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横浜FMデビュー戦で先制点に絡むも逆転負け…DF永戸「責任を感じなきゃいけない」

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DF永戸勝也は左SBで先発フル出場

[2.27 J1第2節 柏3-1横浜FM 三協F柏]

 今シーズン、鹿島アントラーズから横浜F・マリノスへと移籍してきたDF永戸勝也。3試合目となる柏レイソル戦では左サイドバックで先発、移籍後初出場を果たし、「怪我をしてしまって開幕に出遅れてしまったんですけど、このタイミングでスタメンで使ってもらって監督には感謝したい」と思いを明かした。

 試合は、同じく新加入のFWアンデルソン・ロペスが開始5分でゴールを陥れる。アンデルソン・ロペスが左サイドのFWエウベルに展開すると、柏のウイングバックの背後をとった永戸にパスがわたる。背番号2は左足をふりぬくと、GKキム・スンギュを強襲。こぼれたボールをアンデルソン・ロペスが押し込んだ。

 今季3試合目にして初めて先制を奪い、横浜FMにとって理想的な展開になるかと思われたが、「たくさんのことが起きてなにから話そうか」とケヴィン・マスカット監督が嘆く展開になった。

 横浜FMがボールをまわしていく立ち上がりとなったが、柏の対応が上回りはじめると、ミスをつかれて前半のうちに同点に追いつかれてしまう。さらに、DF畠中槙之輔が2度目の警告で退場、MFマルコス・ジュニオールが負傷交代と前半だけでアクシデントが続く。1人少ない状況ながらも前の3枚を維持して好機をうかがっていたが、後半15分に再びミスから逆転弾を許してしまう。終了間際にはMF岩田智輝が一発退場、3点目を献上、と思わぬ結末が待っていた。

 23日に王者・川崎Fから勝ち点3を奪ってから迎えた次戦。「この試合に向けて意味あるような試合にしたかったのですが、このような結果になってしまい残念です」とケヴィン・マスカット監督が悔しさをにじませれば、「川崎F戦の勝ちをうまくつなげられなかったという意味では、初めて出た僕も責任を感じなきゃいけないと思っています」と永戸は声を落とした。

 それでも永戸は「やっていることは間違っていないと思うので、いいリカバーして、いい準備して臨めたら」と中2日で迎える神戸戦へと視線を向けていた。

(取材・文 奥山典幸)
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