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無限の可能性秘める17歳が大きな一歩…昌平高在学中MF荒井悠汰がFC東京デビュー!!

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FC東京デビューを飾った昌平高2年MF荒井悠汰

[3.2 ルヴァン杯GL第2節 福岡 1-0 FC東京 ベススタ]

 後半を迎えると、17歳がピッチへと送り込まれる。FC東京のユニフォームを身にまとった昌平高在学中のMF荒井悠汰がデビューを飾った瞬間となった。

 昌平高1年時から中心選手の一人としてプレーし、2年時には強豪校の背番号10を託された。そして、今年の2月10日には、2023年シーズンのFC東京への新加入内定が発表され、同日には2種登録された。

 FC東京は選手を含めたチーム関係者の複数名が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受け、2月20日から26日までチーム活動を停止。活動再開から4日後に迎えた福岡戦のベンチ入りは最大7人のところ6人となり、そこに荒井も名を連ねることになった。

 そして、0-1で迎えた後半開始からDF岡庭愁人に代わって投入されてデビュー。4-3-3の左ウイングの位置に入った。ボールを持てば果敢に仕掛け、鋭いフェイントで対面の相手を翻ろうしようとし、寄せられても力強くボールキープしようと奮闘。相手につぶされる場面もあったが、同15分過ぎから持ち場を右サイドに移すと、さらに積極的な姿勢を示す。

 後半22分には右サイドから切れ込んで左足のフィニッシュ。そして、同24分には絶好機が訪れる。アダイウトンからパスを呼び込んでPA内右でフリーに。しかし、利き足の左でのシュートに持ち込めず、右足で放ったシュートは枠を外れてしまった。

 その後も後半37分にMF梶浦勇輝へスルーパスを供給するなど、最後まで自身の武器を生かし、同点ゴールを生み出そうとした。

 チームが0-1で敗れたこともあり、試合後の整列時には肩を落として悔しさを滲ませる姿も見られた。しかし、無限の可能勢を秘める17歳が、これまでとは異なる、そして大きな一歩を踏み出したことに間違いないだろう。

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