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鹿島が今季2勝目! 途中出場の荒木遼太郎が2年連続ホーム第1号となる今季初弾! 柏は3連勝ならず

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MF荒木遼太郎が今季初弾 ※写真は過去のもの

[3.6 J1第3節 鹿島 1-0 柏 カシマ]

 J1リーグは6日に第3節を行った。鹿島アントラーズ柏レイソルの対戦は、鹿島が1-0で勝利。途中出場・MF荒木遼太郎の今季初ゴールで白星を手にした。

 鹿島は開幕節・ガンバ大阪戦で勝利を収めたが、前節の川崎フロンターレ戦は0-2で敗戦。ホームでの初勝利を狙う。4-4-2の布陣を敷き、GKはクォン・スンテ、4バックは右からDF広瀬陸斗、DFキム・ミンテ、DF関川郁万、DF安西幸輝が並ぶ。アンカーにMF三竿健斗が入り、右インサイドにMF樋口雄太、左インサイドにMFディエゴ・ピトゥカ、トップ下にMF土居聖真。2トップはFW上田綺世とFW鈴木優磨が入った。

 開幕連勝の柏は3-1-4-2の布陣。GKキム・スンギュ、3バックは右からDF大南拓磨、DF高橋祐治、DF古賀太陽を起用する。アンカーにMF椎橋慧也、右WBはMF戸嶋祥郎、左WBはMF三丸拡。2列目はMFマテウス・サヴィオとMF山田雄士で、2トップはFW細谷真大とFWドウグラスが並んだ。

 前半は互いにチャンスを作るが、決め切れない。鹿島は土居とピトゥカが起点となり、敵陣に迫る。上田や鈴木がシュートを放つも、得点は奪えない。前半36分には樋口が右CKを蹴ると、ゴール前の鈴木が強力なヘディングシュート。しかし、クロスバーを叩き、ゴールとはならなかった。

 柏は戸嶋や三丸がサイドから攻め立てる。時間が経過すると、細谷が最前線で自ら決定機を創出。2度ゴール枠内に蹴り込むが、GKクォン・スンテに阻まれた。

 前半をスコアレスで折り返すと、柏はハーフタイムで1人交代。山田を下げ、MF中村慶太が入る。後半開始早々には、M・サヴィオがPA手前から右足シュート。ゴール右ポストに直撃した。

 鹿島は後半11分に2枚替え。土居と広瀬を下げ、荒木とDF常本佳吾が出場。同16分には三竿に代えてMF仲間隼斗が入った。中盤はピトゥカがアンカーで、樋口と仲間が並ぶ。前線3枚は鈴木、上田、荒木となった。

 後半20分、均衡が崩れる。鹿島は人数をかけたパスワークで、常本が右サイドからPA手前に折り返す。樋口と仲間がスルーして荒木がボールを持つと、体を使ったフェイントでマークをずらし、右足シュートを放つ。すると、相手選手にボールが当たって軌道が変わる。GKキム・スンギュの動いた逆側にボールが入り、鹿島が先制に成功した。

 荒木は今季初ゴール。また、昨シーズンもカシマスタジアムでホーム第1号を決めており、2年連続での第1号ゴールとなった。

 追いかける柏は後半24分、三丸を下げ、2試合連続ゴール中のMF小屋松知哉が入る。小屋松が左サイドに、戸嶋が下がって右SBに入り、4-4-2の布陣に変更した。同28分には決定機。中村が中盤までボールを運び、前線にパスを出す。ドウグラスがさらに最前線にスルーパスを送ると、細谷がワンタッチ。しかし、GKクォン・スンテの飛び出しに遭い、セーブされた。

 柏は後半32分にM・サヴィオを下げ、DF川口尚紀を投入。さらに同35分には椎橋と細谷に代え、MFドッジとFW森海渡が入った。筑波大4年次で前倒し加入となった森は、すでにルヴァン杯で2試合に出場。Jリーグは初出場となった。鹿島は同39分に樋口と上田を下げ、MF中村亮太朗とFWエヴェラウドを出場させている。

 鹿島がそのまま完封で締め切り、1-0で試合終了。開幕節以来の今季2勝目を獲得した。

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