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2分間で2得点!! 一気に突き放したFC東京が“ホーム開幕戦”勝利…広島は1点届かず今季初黒星

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FC東京が“ホーム開幕戦”で勝利

[3.12 J1リーグ第4節 FC東京 2-1 広島 味スタ]

 J1リーグは12日、第4節を開催し、味の素スタジアムではFC東京サンフレッチェ広島が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半15分にDF森重真人の得点で先制したFC東京が、同16分にMFアダイウトンが加点すると、広島の反撃を1点に抑えて2-1の勝利。“ホーム開幕戦”で白星を手にしてリーグ戦2連勝を飾った。

 新型コロナウイルスの影響で活動を停止したFC東京にとって、この試合はリーグ戦ホーム開幕戦。6日の第3節C大阪戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、DFエンリケ・トレヴィザンらを先発起用した。一方、開幕3試合連続ドローの広島は第3節神戸戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、初先発となる大卒ルーキーのMF満田誠らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 広島が出足の鋭いプレッシングでFC東京に攻撃の形を簡単には作らせず。だが、FC東京も集中力の高い守備で広島の攻撃をはね返し、ともにフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。前半10分には広島がゴールに迫り、DF野上結貴のスルーパスからPA内に侵入したMF浅野雄也が右足のシュートでネットを揺らすも、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

 前半27分には高い位置でのボール奪取を成功させたMF松木玖生からFWディエゴ・オリヴェイラにつなぎ、最後はアダイウトンがPA内から狙うもシュートはゴール右に。同29分には広島。左サイドから運ばれたボールを右サイドで受けたMF藤井智也が鋭いシュートを放つが、相手に触れたボールはゴール左に外れてしまった。

 0-0のまま前半を折り返すと、FC東京はMF三田啓貴とDF長友佑都をピッチへと送り込む。後半8分には広島がゴールを脅かしたものの、MF森島司がミドルレンジから狙ったシュートは相手に当たってゴール右に外れた。

 すると後半15分にFC東京がセットプレーから先制に成功。左サイドから三田が蹴り出したFKを森重がヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに1分後の同16分にはMF塩谷司のパスミスを拾った流れから、最後はMF安部柊斗のシュートのこぼれ球をアダイウトンが右足で流し込み、一気にリードを2点差に広げた。

 2点のビハインドを背負った広島は後半24分、FW鮎川峻とMF柴崎晃誠を同時投入して状況を打開しようと試みる。すると、同29分、塩谷のスルーパスに反応して最終ライン裏に抜け出した鮎川が右足で丁寧に流し込み、広島が1点差に詰め寄る。

 その後は同点に追い付こうとする広島が猛攻をかけるが、粘り強く対応したFC東京が逃げ切り、2-1の勝利を収めた。敗れた広島は今季初黒星を喫することになった。

(取材・文 折戸岳彦)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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