beacon

名古屋は今季リーグ初黒星も 長谷川健太監督「半歩、先に進むことができた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.12 J1第4節 川崎F 1-0 名古屋 等々力]

 名古屋グランパスは0-1で完封負けを喫した。今季リーグ初黒星となったが、長谷川健太監督は「前回の試合よりも半歩、チームとして前に進むことができたと思う。力をつけて、川崎を倒すようなチームを作っていきたい」と前向きに語った。

 前半25分に先制点を献上すると、最終ラインが下がり、距離感は悪化した。前半43分には相手のパスワークに翻弄される中で、背後に決定的なスルーパスを通されたが、今季初先発のDF藤井陽也がスライディングタックルで阻止するなど水際で耐えた。

 0-1で折り返した後半は左サイドハーフのMFマテウス・カストロと右サイドのMF相馬勇紀を入れ替え、長谷川監督は「入れ替えたことでサイドが活性化した」と手応えも口にした。後半22分にはDF吉田豊が相手ボールを奪取した流れから、決定的なチャンス。MF仙頭啓矢のパスを受けたMF稲垣祥が絶妙なスルーパスを供給。背後に走り込んだFW酒井宣福が滑り込みながら右足シュート。惜しい形だったが、これはわずかに枠を外れ、セットプレーのチャンスも生かせなかった。

「セットプレーの数も非常に多くとることができた。仕留めることができればとは思いますが、まずは数多くチャンスを作ることはできた」。長谷川監督がそう話せば、MF仙頭啓矢も「チャンスを作る部分は試合ごとに増えてきている。自分たちがやろうとしていることは確実に進歩していると思う」と前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP