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“特指”MF平河悠が1G1Aの大活躍! 町田が3発快勝で岡山との上位対決を制す

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[3.13 J2第4節 町田 3-1 岡山 Gスタ]

 J2リーグは13日、各地で第4節を行い、4位FC町田ゼルビアと3位ファジアーノ岡山の上位対決は、ホームの町田が3-1で勝利した。

 町田、岡山ともにリーグ戦2勝1分で迎えた一戦。町田は前半11分、FW平戸太貴のパスを受けたMF平河悠がペナルティーエリア外から強烈なシュートを放つも、岡山GK梅田透吾の正面に行き、ゴールとはならない。対する岡山は前半16分、DF柳育崇が左サイドラインからロングスローをゴール前に投げ込むと、勢いよく入ってきたDFヨルディ・バイスがボレーシュート。しかし、ボールは大きく枠を外れた。

 互いに軽いジャブを打つと、ホームの町田が先にスコアを動かす。前半20分、敵陣中央付近でFWドゥドゥが相手ボールをカットすると、そのボールを受けた平戸がスピードにのったドリブルでペナルティーエリアに侵入。左からグラウンダーのクロスを送ると、平河が滑り込みながらゴールネットに突き刺した。現在、山梨学院大3年の平河は来季の町田加入が内定。今季は特別指定選手としてプレーし、Jリーグ初ゴールを記録した。

 リードを奪われた岡山は前半23分、右サイドでボールを受けたMF河井陽介のピンポイントクロスにMF田中雄大が合わせたが、町田GK福井光輝にギリギリのところで掻き出され、同点弾とはならない。すると、前半26分に町田にアクシデントが起きる。試合立ち上がりに右足を痛めていたドゥドゥが、倒れ込んでしまいプレー続行が不可能に。FW鄭大世がピッチに送り込まれた。

 前半が進むにつれて試合が落ち着くと、ここで岡山にもアクシデント。前半41分、岡山守護神の梅田が流れて来たボールをペナルティーエリア内で難なく処理するも、その際に足が芝生にとられ、右ひざを捻り座り込む。メディカルスタッフ、味方の選手がすぐさま駆け寄ると、バツ印が出され、GK金山隼樹が投入された。

 前半を1点リードで折り返した町田。後半開始早々にそのリードをさらに広げる。後半4分、右サイドのコーナーキックをDF翁長聖が蹴り込むと、ニアサイドで相手選手に先に触られる。それでも、そのボールがファーサイドに流れたところにMF太田修介。ダイレクトで強烈なシュートを叩き込み、ネットを揺らした。

 さらに後半8分、右サイド裏でボールを受けた平河がスピードで相手を置き去りにすると、ゴール前に横パス。走り込んだ太田がネットに突き刺し、この試合2点目を記録した。

 反撃に出たい岡山は後半14分、FW宮崎幾笑とDF河野諒祐を下げて、MFステファン・ムークとMF木村太哉を投入。9日にチームに合流したムークはJリーグ初出場を果たした。しかし、後半27分に町田の平河を押し倒し、一発レッド。苦いデビュー戦となった。

 1人少なくなった岡山。それでも、途中出場のFW川本梨誉が1点を返す。後半35分、ペナルティーエリア内で起き球を受けた柳が落としたボールを川本が左足を振り抜き、ゴール右隅へ。起用に応える得点で今季2点目を記録した。

 しかし、岡山の反撃もそこまで。試合終盤一進一退の攻防となるもスコアは動かず、町田が3-1で勝利し、上位対決を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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