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FC東京の17歳コンビが輝く 昌平FW荒井悠汰は「大胆プレー」189cmのCB東廉太は“緊急”デビューで完封に貢献

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デビュー戦で完封に貢献した17歳DF東廉太

[3.15 ルヴァン杯グループD第1節 FC東京0-0磐田 味スタ]

 FC東京の17歳コンビが堂々の味スタデビューを果たした。アルベル監督は「若手選手の活躍はチームにとって嬉しいニュースだった」と新鋭の輝きを称えた。

 23年加入内定の特別指定選手FW荒井悠汰(昌平高2年)は2日のルヴァン杯福岡戦でデビューを飾り、この日は左ウイングで公式戦初先発。左サイドを鋭いドリブルで何度も仕掛け、アグレッシブにシュートを放つなどチャンスを広げた。アルベル監督は「悠汰の大胆なプレーにとても満足している」と目を細めた。

 後半15分にDFエンリケ・トレヴィザンがDOGSOで一発退場。数的不利に陥ったが、荒井に代えて投入されたのが、同じく高校2年生で2種登録のDF東廉太だった。FC東京U-18に所属する189cmの大型センターバックは緊急出場でのトップチームデビュー。DF岡崎慎とコンビを組み、体を張った守備で完封に貢献した。

「クラブの将来を担う素晴らしい選手に成長する可能性を秘めている。素晴らしいプレーをしてくれた」と東を評価したアルベル監督。GK波多野豪は「廉太とはキャンプからずっと一緒にやってきたので、良い連携ができたと思う。緊張してるかなという表情はありましたが、彼が入ってきて大丈夫だと僕自身は思っていた。頼もしい感じがあった」と信頼をにじませた。



(取材・文 佐藤亜希子)
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