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田んぼ状態ピッチを攻略できず…横浜FMvs鳥栖の“金J”好カードはスコアレスドロー

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両チームともピッチに苦しみスコアレスドロー

[3.18 J1第5節 横浜FM0-0鳥栖 ニッパツ]

 J1リーグは18日、第5節を行い、横浜F・マリノスサガン鳥栖の一戦は0-0の引き分けに終わった。互いに最終ラインを高く構え、アグレッシブなスタイルを誇る両チームだが、雨の影響でぬかるんだピッチを攻略することができなかった。横浜FMは2試合連続のドロー。鳥栖は開幕5戦負けなし(1勝4分)を保っている。

 激しい冷雨が降りしきる中でのフライデーナイトJリーグ。ホームの横浜FMは15〜16日に4選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたこともあり、前節の札幌戦(△1-1)から先発4人を変更し、DF松原健、MF喜田拓也、MFマルコス・ジュニオール、FW小池裕太が新たに入った。対する鳥栖は今季初白星を収めた前節の浦和戦(○1-0)から1人を変更。DF原田亘に代わってDF中野伸哉が入った。

 序盤はピッチに多数発生した水たまりの影響を受け、本来であれば自陣からビルドアップをしながら攻撃を組み立てたい両チームともに苦しい時間帯が続いた。それでも徐々にダイナミックな展開から好機を創出。横浜FMは前半17分、小池裕のFKからDF角田涼太朗のヘッドがわずかに枠上に外れると、同23分にはMF喜田拓也が意表を突いたミドルシュート。だが、これは古巣対戦となったGK朴一圭のスーパーセーブに阻まれた。

 対する鳥栖は前半28分、DF田代雅也の鋭いロングフィードが横浜FMの最終ライン裏を突くと、シャドー起用のFW宮代大聖が反応。ペナルティエリア内でDF實藤友紀に倒され、木村博之主審はPKのホイッスルを吹いた。ところが、ここで田尻智計副審がフラッグアップ。宮代がオフサイドポジションにいたことが確認され、PKは取り消された。

 対する横浜FMは前半31分、マルコスからのパスを受けたMF岩田智輝のミドルシュートが鳥栖ゴール前を襲うと、朴が弾いたボールをFWエウベルが拾い、ラストパスからFWアンデルソン・ロペスがゴール。だが、エウベルがオフサイドポジションにいたとしてゴールは認められない。同34分には鳥栖がゴール正面でFKを獲得するも、MF堀米勇輝は惜しくもクロスバー。両チームとも見せ場をつくった前半は0-0で終えた。

 鳥栖は後半開始時、堀米とMF菊地泰智に代わってFW垣田裕暉とMF小野裕二を投入。対する横浜FMも後半開始直後にマルコスが負傷し、MF渡辺皓太を起用した。その後はさらに雨足が強まる中、互いにボールを大きく蹴り合う展開が続き、決定機は作れず。すると同23分、横浜FMはエウベルと喜田に代わってU-21日本代表MF藤田譲瑠チマとFWンダウ・ターラを入れ、ンダウはこれがJ1デビューとなった。

 横浜FMは後半37分、藤田のロングフィードに投入されたばかりのFWレオ・セアラが反応すると、飛び出したGK朴がボールをファンブル。セカンドボールを拾った渡辺が朴に倒されるもファウルとはならず、レオ・セアラが右足で狙ったが枠外。同43分にもレオ・セアラが決定機を迎えたが、右足シュートは大きく外れた。そのまま試合はタイムアップ。0-0の引き分けで勝ち点1を分け合う結果となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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