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19年のプロ生活に幕…湘南FW石原直樹が現役引退「幸せなサッカー人生を送ることができました」ベルマーレアンバサダー就任へ

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湘南FW石原直樹が現役引退

 湘南ベルマーレは20日、2021シーズン限りで契約満了となっていたFW石原直樹が現役を引退し、『ベルマーレアンバサダー』に就任することが決まったと発表した。

 群馬県出身の石原は2003年に湘南でプロキャリアをスタートさせ、大宮、広島、浦和、仙台を渡り歩き、20年に湘南に復帰した。昨季は公式戦26試合に出場。19年のプロ生活でJ1通算324試合71得点、J2通算143試合41得点、カップ戦通算44試合7得点、天皇杯通算33試合8得点を記録した。

 石原はクラブを通じて次のように感謝を伝えている。

「2021シーズンをもちまして、プロサッカー選手を引退することを決めました。19年間、現役生活を続けることができたのは、これまで指導に携わっていただいた全ての方々、素晴らしいチームメイトや仲間、そして長きにわたって応援してくださったファン・サポーターの皆さまのおかげです。心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 18才でプロキャリアをスタートし、それぞれ違う色を持つチームでサッカーを学ぶことができました。湘南ベルマーレでは、自分の可能性を広げてもらい、またサッカーの難しさに初めて直面しました。

 チーム一丸となり、結果を出すための努力を惜しまないことを学んだ大宮アルディージャ。失敗を恐れずチャレンジすることで学ぶことの大切さ、サッカーとしっかり向き合うことができたサンフレッチェ広島。イメージを共有することの大切さ、期待に応えることの難しさを学んだ浦和レッズ。自分から発信すること、アクションを起こすことを学んだベガルタ仙台。本当に多くの経験をさせていただいたことで、サッカーの奥深さを感じる事ができました。

 素晴らしいクラブでプレーできたことは私の誇りです。私に関わってくださった全ての方々に感謝しています。そしてJ1リーグ優勝、連覇を経験できたことはサッカー人生の財産であり、一生忘れることのできない、最高の思い出です。

 19年の間、たくさんの方々に支えられ、サッカーができていると常に実感していました。皆さまのおかげでとても幸せなサッカー人生を送ることができました。最後に、いつもどんな時も近くで支えてくれた妻や子どもたちに感謝しています。本当にありがとう」

 そして、石原は今季よりベルマーレアンバサダーに就任することが決定。「クラブに貢献し、恩返しをしていきたいと思います。今までと違った形で皆さまと一緒にベルマーレを盛り上げていけることが楽しみです。これからもよろしくお願いいたします!」と意気込みを語った。

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