ヴィッセル神戸は21日、リュイスヤングプレイヤーデベロップメントコーチ(41)が暫定的に指揮を執ることを発表した。これに伴い、トップチームの体制が変更されている。

　神戸は20日に三浦淳寛監督との契約解除を発表。これを受けて、クラブは今季よりヤングプレイヤーデベロップメントコーチを務めていたリュイス氏を暫定監督に、昨季途中まで東京ヴェルディの監督を務めた永井秀樹氏(51)をスポーツダイレクターに就任させることを決定した。なお、ヘッドコーチの林健太郎氏(49)、アシスタントコーチの平野孝氏(47)は、今後スカウティング業務に従事するとしている。

　スペイン・カタルーニャ州出身のリュイス氏は、20年に来日し、FC今治の指揮官に就任。昨季途中に契約解除となり、今季より神戸で若手の育成に尽力していた。クラブを通じて、次のようにコメントしている。

「この素晴らしいクラブを率いることができ、本当に光栄な思いです。トップクラスのチームが既に出来上がっているこの環境で、一流の選手、スタッフに囲まれて仕事ができることにワクワクしています。皆が一つになって努力することができれば、必ずファンの皆さんに誇ってもらえるようなチームになれることを確信しています。Vamos Vissel 一致団結」

　また、スポーツダイレクターに就任した永井氏は以下のように意気込みを伝えた。

「この度、ヴィッセル神戸のスポーツダイレクターに就任させて頂くことになりました。夢のあるヴィッセル神戸のプロジェクトに加われること光栄に思います。プロジェクト成功の為に初心に立ち戻り粉骨砕身努力してまいります。このような機会を与えて頂きましたヴィッセル神戸全ての関係者の皆様に心より感謝致します。ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆様、この先ヴィッセル神戸が更に成長し世界に誇れるクラブになっていけますよう引き続き応援のほど何卒宜しくお願い致します」

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