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リュイス監督初陣の神戸は痛恨すぎる逆転負け、開幕8試合未勝利に…京都は失点から即2連弾で待望の今季2勝目

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京都が今季2勝目

[4.2 J1第6節 神戸 1-3 京都 ノエスタ]

 J1リーグは2日に第6節を行った。ヴィッセル神戸京都サンガF.C.の対戦は、京都が3-1で勝利。開幕節以来の勝利となった一方、神戸は未勝利が続く形となった。

 7試合を終えていまだ未勝利の神戸は、リュイス・プラナグマ監督が初めての指揮を執る。FW大迫勇也が最前線に入り、FWアンドレス・イニエスタ、MFボージャン・クルキッチ、MF初瀬亮が並んだ。

 開幕戦の白星以来、2勝目が遠い京都。U-21日本代表の海外遠征から帰還したMF川崎颯太が先発入りし、今季加入のDF井上黎生人は初スタメン入りを果たした。

 前半はともに動きはなし。京都は前半24分にMF武富孝介が負傷で途中交代となり、MF金子大毅が緊急登板となる。そのままスコアレスで前半を終えた。すると、後半から試合は一気に加速する。

 神戸は後半4分、ボージャンが左サイドからPA左に入り込み、マイナス方向にパス。イニエスタは収めきれないが、ボールはPA右へ。待ち構えた初瀬が左足を振り切り、先制点を叩き込んだ。初瀬はこの試合でJ1通算106試合目にして初ゴールとなった。

 だが、京都がすかさず反撃に出る。後半10分、FWピーター・ウタカがカウンターで進み、横にパス。さらにDF荻原拓也がPA内にパスを出し、金子がPA左からシュートを放つ。相手DFに当たってこぼれたところを、荻原が左足ボレーで押し込み、J1初ゴールで追いついてみせた。

 そして京都は同点ゴールから3分後に逆転。カウンターの流れから、荻原が左サイドで大きくクロスを放つ。GK飯倉大樹にはじかれるが、ボールはファーサイドへ。MF宮吉拓実が渾身の右足シュートをゴールに突き刺し、2-1と逆転に成功した。

 神戸は後半20分に初瀬に代えてMF汰木康也が入る。同27分にはボージャンとMF大崎玲央が下がり、MF中坂勇哉とFWリンコンが入った。また、27分には京都もMF福岡慎平に代え、DFメンデスを投入した。

 京都は後半アディショナルタイム、MF松田天馬の粘りのクロスから途中出場MF山田楓喜が左足ボレーでダメ押しの3点目。勝利を決定づけるゴールとなった。

 京都は3-1で待望の今季2勝目。神戸は先制に成功したが、痛恨の逆転負けで開幕8試合未勝利が続いている。

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