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鹿島がFW鈴木優磨の1G1Aの活躍で清水に逆転勝利! FW上田綺世の土壇場決勝弾で暫定2位浮上

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FW鈴木優磨が1G1Aの活躍

[4.2 J1第6節 鹿島 2-1 清水 カシマ]

 J1リーグは2日、各地で第6節を行った。鹿島アントラーズのホームで行われた清水エスパルスとの試合は、2-1で鹿島が勝利。リーグ戦4連勝を飾り、暫定2位に浮上している。

 試合開始から前線のFWファン・アラーノ、FW鈴木優磨をターゲットに縦に速いサッカーを展開した鹿島。2列目のMF和泉竜司も積極的にゴールを狙うなど、清水ゴールに襲い掛かかったが、1点が遠い。

 対する清水は、日本代表GK権田修一を中心にDF鈴木義宜、DFヴァウドら守備陣が身体を張ってゴールを死守。ロングボールを使いながら、敵陣の攻略を図った。

 清水は前半23分、左サイドのコーナーキックをMF神谷優太が右足で蹴り込むと、走り込んで来たDF原輝綺がヘディング弾。しかし、シュートはゴール左に外れ、得点とはならなかった。

 鹿島は前半終盤にファン・アラーノが2度のシュートを放ったが、ゴールネットを揺らすには至らず。前半44分には、右サイドのDF常本佳吾からのクロスに鈴木優が頭で合わせるも、シュートは威力がなく権田の正面。鹿島は前半9本の枠内シュートを放ったが、スコアレスで前半を折り返した。

 すると、後半立ち上がり早々に鹿島がゴールネットを揺らす。後半1分、右サイドでボールを受けたMF樋口雄太のクロスにファン・アラーノがヘディングシュート。権田の手前で鈴木優が足を伸ばしてコースを変えると、ボールはゴールに吸い込まれていった。

 しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリーの助言を受けた谷本涼主審はノーゴールの判定に。ファン・アラーノのヘディング時の鈴木優のポジショニングがオフサイドと判断された。

 先制点が欲しい両チームは後半18分に交代を行った。清水はFW鈴木唯人に代えてFW後藤優介を投入。鹿島はMF仲間隼斗、MFディエゴ・ピトゥカを下げて、MF松村優太、FW上田綺世をピッチに送り込む。

 すると、交代を告げられたピトゥカが苛立ちを隠せず、ピッチ脇に置かれていたペットボトルを蹴ってしまう。そのボトルがスタンドに入ってしまい、谷本主審はすぐさまピトゥカにレッドカードを提示。交代は成立していたため、ピッチ内の人数は変わらなかった。

 一進一退の攻防となった試合は、清水が先にスコアを動かした。後半25分、左サイドを仕掛けたDF山原怜音がゴール前にクロスボールを送ると、ファーサイドに構えていたFWベンジャミン・コロリがヘディング弾。強烈なシュートはゴールカバーに入ったDF三竿健斗の左足をかすめてゴールネットに突き刺さった。

 それでも、ホームで負けられない鹿島が反撃に出る。後半33分、右サイドの松村の鋭いクロスに鈴木優が頭で合わせると、ボールは権田の手を弾きゴールイン。試合を振り出しに戻した。さらに攻め立てた鹿島は、後半35分に鈴木優が再びヘディングで狙ったが、こちらはゴールとはならず。後半アディショナルタイム1分には、上田が常本のクロスに頭で合わせたが、このシュートは権田に難なく防がれた。

 それでも、エースが最後に大仕事を成し遂げる。後半アディショナルタイム3分、鈴木優のクロスに上田がヘディング弾。シュートはポストに当たると、権田の身体に当たり、ゴールへと吸い込まれていった。試合は土壇場で逆転した鹿島に軍配。2-1で勝利し、リーグ戦4連勝を飾っている。一方の清水は4戦勝ち無しとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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