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ファンの悲痛な叫び「選手を守って」“ルール適用ミス”疑惑の退場を巡り、山形が声明発表…再試合の可能性も?

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山形が声明発表

[4.3 J2第8節 山形 0-1 岡山 NDスタ]

 モンテディオ山形が3日にクラブ公式ツイッター(@monte_prstaff)を更新し、同日にホームで行われたJ2第8節・ファジアーノ岡山戦(●0-1)で起きたGK後藤雅明の退場シーンに関する声明を発表した。

 クラブは「お知らせ」と題したツイートで「弊クラブでは、本日4月3日岡山戦 前半11分のGK後藤雅明選手の退場について、リーグ側に所定の手続きのうえ、質問及び確認をお願いしております」と報告。「みなさまにおかれましては、ご心配をおかけしておりますが、ご理解の程よろしくお願いします」と呼びかけた。

 問題となったのは前半10分の場面だ。山形のDF半田陸のバックパスがずれてゴールに向かうと、後藤が横っ飛びから右手でかき出して失点を回避。主審は岡山に間接FKを与えた上で、同11分に後藤へ一発退場を命じた。

 ただ、競技規則には「ゴールキーパーは、自分のペナルティーエリア外でボールを手や腕で扱うことについて、他の競技者と同様に制限される。ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記載もある。SNSなどでは試合中から後藤のレッドカードに対し、競技規則の適用ミスを指摘する声が相次いだ。

 80分近くを10人で戦った山形は後半アディショナルタイムに失点を喫し、0-1で敗戦。2018年の天皇杯2回戦・名古屋グランパス対奈良クラブでは、一度勝利した奈良クラブの選手を巡って競技規則の適用ミスが判明し、再試合(PK戦のみ)が行われた事例もあるため、今後のリーグ側の対応が注目される。

 山形の声明を受け、ファンからは「これが許されるわけがありません」「正式な説明を求めたいです」「リーグ側の誠意ある対応を待っています」「1人少ない状況で最後まで戦い続けたモンテの選手を誇りに思います」「どうか選手を守ってください」などのコメントが寄せられた。

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