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川崎Fはあわや1432日ぶりのリーグ戦連敗も…知念の劇的弾で磐田と1-1のドロー

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両者は1-1で痛み分け

[4.6 J1第7節 磐田 1-1 川崎F ヤマハ]

 J1リーグは6日に第7節を行った。ジュビロ磐田川崎フロンターレの対戦は、1-1でドロー。終了間際にFW知念慶が同点ゴールを挙げ、痛み分けに持ち込んだ。

 2勝目が遠く、連敗中の磐田。対する川崎Fも前節のセレッソ大阪戦で4失点の大敗を喫した。勝利がほしい両者は序盤から相手ゴールを脅かす。前半6分、川崎Fは左サイドのFKをMF脇坂泰斗がキック。ゴール枠内を捉えたが、GK三浦龍輝にはじかれた。磐田は前半10分、前節がデビュー戦で今節初先発のDFリカルド・グラッサが前線に顔を出し、豪快な左足シュート。だが、ゴール枠外に外れた。

 川崎Fは前半16分、FW小林悠のパスにMF遠野大弥が反応。PA右に入り込み、右足シュートを放つが、ゴール上に外れた。磐田は同24分、FW大津祐樹が右サイドを攻略し、クロスを上げる。相手選手に当たったこぼれ球をMF小川大貴が左足ダイレクト。だが、GKチョン・ソンリョンの好反応に阻まれた。前半は両者スコアレスで折り返す。

 後半は川崎Fのボール保持の時間が続く。敵陣に進入するが、決定機は作れない。それでも後半14分、FW知念慶がPA内に入り込む。相手選手を細かいタッチでかわしきり、GK三浦の飛び出しにも反応。だが、三浦の冷静なセーブに止められた。

 磐田は後半25分にFW杉本健勇を下げ、FWジャーメイン良が入る。少しずつ拮抗した展開になると、磐田が後半33分に均衡を破る。

 右サイドでMF遠藤保仁がFKを蹴るも、一度は相手に奪われる。だが、すかさず大森がカット。ジャーメインが突破を試み、PA右にボールを出すと、MF鈴木雄斗が鋭いグラウンダーのクロス。ゴール前に詰めた大森がワンタッチで沈め、待望の先制ゴールを挙げた。

 川崎Fは2018シーズンの第12節・浦和レッズ戦、第13節・FC東京戦以来となる1432日ぶりのリーグ戦連敗となるかと思いきや、終了間際に試合が動く。右サイドからのクロスからハイボールとなったボールを、磐田GK三浦は収めきれず。こぼれ球を知念が押し込んだ。

 劇的なゴールを挙げ、川崎Fが1-1で同点に持ち込んだ。試合はそのまま終了。磐田は最後に2勝目を取りこぼした。

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