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J1リーグは土曜1試合のみ実施…札幌は今季2勝目ならず、FC東京は2戦連続スコアレス

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札幌とFC東京は痛み分け

[4.16 J1第9節 札幌 0-0 FC東京 札幌ド]

 J1リーグは16日に第9節を行った。北海道コンサドーレ札幌FC東京の対戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。

 12位・札幌は前節の名古屋グランパス戦で待望の今季初勝利を手にし、J1通算100勝目を達成。勢いに乗って本拠地で連勝を狙う。3-4-1-2の布陣を敷き、GKは菅野孝憲、3バックは右からDF田中駿汰、DF宮澤裕樹、DF高嶺朋樹が並ぶ。中盤のボランチ2枚はMF荒野拓馬とMF深井一希。右WBはMFルーカス・フェルナンデス、左WBはMF菅大輝が入る。トップ下にMF青木亮太を配置し、最前線にはMF駒井善成とFWミラン・トゥチッチが置かれた。

 5位・FC東京は前節の浦和レッズ戦で緊迫した戦いを見せるも、スコアレスドロー。2試合ぶりの白星を狙うべく、布陣は4-3-3。GKはヤクブ・スウォビィク、4バックは右からDF長友佑都、DF木本恭生、DF森重真人、DF小川諒也が並ぶ。アンカーはMF青木拓矢。インサイドハーフはMF安部柊斗とMF松木玖生が入る。前線3枚は右にFW永井謙佑、左にFW渡邊凌磨、中央にFWディエゴ・オリヴェイラとなった。

 前半は静かに展開。札幌は前半11分、L・フェルナンデスが右サイドからアーリークロスを放つ。ファーサイドのトゥチッチがヘディングシュートも、ボールは地面を叩きながらゴール上に外れた。

 FC東京も前半19分、木本のロングボールに反応した松木がダイアゴナルランでPA中央に進入。相手のマークからボールをキープしつつ、PA右にパスを出す。最後は永井がシュートを放つが、ゴール枠内を捉えることはなかった。

 前半はスコアレスで折り返すと、FC東京は前線両サイドを入れ替え、永井が左に、渡邊が右に移動する。さらに拮抗状態が続くと、後半13分には永井に代えてMFアダイウトンを投入した。一方、札幌は同18分に駒井を下げ、FW中島大嘉が入った。

 札幌は後半27分に決定機。流れるような攻撃のこぼれ球をL・フェルナンデスがPA右からボールを運び、折り返しから青木亮がシュートを放つ。だが、GKスウォビィクにセーブされた。直後にはFKのチャンス。PA右手前から菅が左足で直接狙うが惜しくもゴール右外に外れていった。

 さらに、札幌は後半33分に絶好機。右CKから中島がハイジャンプのヘディングシュートを放つ。しかし、GKスウォビィクに阻まれる。ゴール前にこぼれたところを荒野が至近距離から左足シュート。しかし、これもスウォビィクのブロックに遭い、決め切れなかった。

 後半アディショナルタイム、FC東京はアダイウトンが左サイドからグラウンダーパス。フル稼働ながら足を止めない松木がゴール前に詰めるが、惜しくも合わせることはできず。決定的なチャンスを決められない。

 接戦は決着つかないまま試合終了。札幌は今季2勝目を手にすることはできず、FC東京は2試合連続のスコアレスドローとなった。

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