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両守護神が好守連発! G大阪は連敗止める価値あるドロー、札幌はクラブ新記録となる4戦連続の無失点

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好守を連発したG大阪一森純

[5.4 J1第11節 G大阪 0-0 札幌 パナスタ]

 J1リーグは4日に第11節を開催した。13位ガンバ大阪のホームで行われた11位北海道コンサドーレ札幌との試合は、0-0の引き分け。G大阪は連敗をストップ。札幌はクラブ新記録となる4試合連続の無失点を達成した。

 ここ4戦勝ち無し、2連敗中のG大阪と2連勝を目指す札幌の一戦は、開始早々にアウェイの札幌に決定機が訪れた。前半1分、右サイドを駆け上がったFW金子拓郎のクロスにG大阪DFクォン・ギョンウォンが足を伸ばすと、そのボールがポストに直撃。とっさにFWガブリエル・シャビエルが反応したが、中のMF駒井善成にはうまく合わなかった。

 その後ボールを握ったG大阪は、FWレアンドロ・ペレイラをターゲットに攻撃を展開。前半31分には、ペナルティーエリア手前右でボールを受けたMF小野瀬康介がカットインから左足を振り抜くも、ゴール左隅を狙ったシュートは、GK菅野孝憲に弾き出され、先制とはならない。

 対する札幌は前半40分、シャビエルが前線でタメを作ると、走り込んで来たMFルーカス・フェルナンデスがボックス内右でボールを受ける。L・フェルナンデスはドリブルで仕掛けると、左足に持ち替えて強烈なシュート。しかし、ここはクォンが体を張って防いだ。

 さらに札幌は前半44分、ボックス内でボールを受けた駒井が右足でシュート。こちらは、GK一森純に弾き出され、ゴールとはならない。それでも、その流れから得たコーナーキックからPKを獲得した札幌。しかし、シャビエルがゴール右に放ったシュートは一森に読まれてチャンスをものにすることができなかった。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半も一進一退の攻防が続く。ホームで先制点が欲しいG大阪は、後半13分にFWパトリックを投入。対する札幌も同15分にFWミラン・トゥチッチをピッチに送り込んだ。

 すると、そのパトリックが札幌ゴールを脅かす。後半21分、DFラインの間でボールを受けたパトリックが力強いドリブルでペナルティーエリア内に侵入。菅野と一対一になるも、急いで戻ったDF菅大輝にスライディングで阻止された。

 札幌は後半36分、ペナルティースポット付近でボールを受けたMF荒野拓馬が右足で落ち着いて放つも、一森が好セーブ。G大阪は後半38分にMF福田湧矢がボックス内右から狙ったが、菅野が立ちはだかった。

 試合終盤には再び一森がビッグセーブを見せるなど、札幌の猛攻を凌ぐと、菅野も体を張ってゴールを死守。試合は0-0の引き分けに終わり、G大阪は連敗を「2」で止めた。札幌は連勝とはならなかったが、敵地で勝ち点1を手にしている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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