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C大阪は毎熊晟矢の今季J1初弾含む2発で4試合ぶり白星! 磐田はF・ゴンザレスが一矢報いるも2連敗に

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セレッソ大阪が4試合ぶりの勝利

[5.6 J1第12節 C大阪 2-1 磐田 ヨドコウ]

 J1リーグは6日に第12節を開催した。9位セレッソ大阪はホームで15位ジュビロ磐田と対戦。MF毎熊晟矢の今季初ゴールを含む2得点で磐田を2ー1で下し、4試合ぶりの白星を手にした。磐田は前節の鹿島戦(●1-3)に続き2連敗となっている。

 中2日の連戦。C大阪は前節の鳥栖戦(△1-1)からスタメン3人を変更した。左サイドバックにはDF山中亮輔が入り、同サイドのウイングにMFジェアン・パトリッキを起用。1トップはFWブルーノ・メンデスが務めた。一方の磐田は鹿島戦から先発メンバーを5人変更。伊藤彰監督は、DF大井健太郎、MFジャーメイン良、MF山本康裕、MF金子翔太、FW大津祐樹をスタートのピッチへ送り込んだ。

 ここ3戦未勝利のC大阪と2試合ぶりの白星を狙う磐田の一戦は、試合開始からC大阪がボールを握った。C大阪は2列目のMF清武弘嗣、パトリッキ、毎熊の3人が流動的に動いて攻撃を構築。メンデスをターゲットにゴールに迫った。

 対する磐田は最終ラインのボール回しにMF遠藤保仁が加わり、好機をうかがう。前半22分には敵陣中央で相手のパスをカットした遠藤が山本に繋ぎ、山本が左サイドのMF松本昌也へ。右足に持ち替えてあげたクロスにジャーメインが合わせたが、枠を捉えることはできなかった。

 C大阪は前半27分に決定機を迎えた。右サイドでボールを受けた毎熊が中央に鋭いボールを折り返すと、走り込んできた清武がワンタッチでペナルティーエリア内に侵入。ツータッチ目でゴール前に入れたボールにMF原川力が合わせたが、ここは磐田の大井が体を張ってゴールを死守した。

 それでも前半32分にホームのC大阪がスコアを動かした。右サイドの清武が左足でボックス内にボールを蹴り込むと、DFマテイ・ヨニッチが逸らしたボールがファーサイドに流れる。そのボールをライン際でDF西尾隆矢がゴール前に折り返すと、最後は毎熊が頭で押し込んで先制に成功した。

 毎熊の今季リーグ戦初ゴールでリードを掴んだC大阪は、さらに前半40分、右サイドでボールを持ち上がったメンデスが、ペナルティーエリア手前右からグラウンダーのクロスを入れると、パトリッキと磐田DF山本義道が触れず、間を抜ける。すぐさまそのボールに反応した清武が、ファーサイドから腰を捻り折り返すと、毎熊が滑り込んでゴールに突き刺した。

 2点ビハインドで前半を折り返した磐田は、反撃に出るべく2枚替え。大井、金子を下げてFWファビアン・ゴンザレス、MF大森晃太郎を投入した。それでも、後半も主導権を譲らないC大阪。後半6分にはボックス手前でボールを受けた清武が自ら狙い、磐田ゴールを脅かす。

 磐田は後半10分、右サイドに流れた大津からボックス内でボールを受けたゴンザレスが反転から右足を振り抜く。しかし、ここはC大阪守護神のGKキム・ジンヒョンが立ちはだかり、ゴールを奪えない。

 2点リードのC大阪は後半17分に一気に3人を交代。パトリッキ、清武、毎熊に替えてMF為田大貴、FW山田寛人、MF中原輝を投入。2分後にはその中原がペナルティーエリア内右から左足で狙ったが、磐田GKアレクセイ・コシェレフが右手を伸ばし、弾き出した。

 反撃に出たい磐田だが、後半27分にアクシデント。途中出場のDF小川大貴の右足に為田の足が深く入り、ピッチに倒れ込む。小川はプレー続行不可能に。為田には一度イエローカードが提示されたが、オンフィールドレビューの結果、退場処分となった。

 1人少なくなった相手に攻勢を強める磐田は、後半34分に1点を返す。小川に替わって入ったFW吉長真優が前線でターゲットになると、大森が蹴り込んだボールを吉長が胸トラップから横パス。大津が体を入れてそのまま流すと、ゴンザレスがゴール右隅に流し込んだ。

 試合終盤にはジンヒョンがジャンプをしながらキャッチした足元に大津がチャージし、ひっくり返るように転倒。交代枠を使い切っていたC大阪だったが、脳震盪との判断でGK清水圭介との交代が行われた。最後まで1点を目指した磐田だったが、ゴールを奪うことはできず。2-1でC大阪が勝利。ホーム初白星を手にしている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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