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川崎Fが28日ぶりJで快勝! “ズィーヤ”初披露の脇坂が1G1A! 清水はホーム初白星ならず

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MF脇坂泰斗がゴールパフォーマンス“ズィーヤ”を披露

[5.7 J1第12節 清水 0-2 川崎F アイスタ]

 J1リーグは7日に第12節を行った。清水エスパルス川崎フロンターレの対戦は、川崎Fが2-0で勝利。ACL敗退のショックを払しょくし、ひさびさのJ1で白星を収めた。

 12位・清水は4試合連続ドローから前節・湘南ベルマーレ戦で待望の白星。大量得点の4-1で勝利を飾った。一方、ACLに出場していた2位・川崎Fは28日ぶりのJ1リーグに。ACL期間中に鹿島アントラーズに奪われた首位の座を追いかけるべく、敵地に赴いた。

 川崎Fは序盤からロングカウンターでチャンスを作る。前半10分、FWマルシーニョが左サイドを単騎突破。そのままPA内に入り込む。しかし、飛び出したGK権田修一に阻まれてしまう。

 しかし、立て続けに攻撃を仕掛ける川崎Fが先制に成功。前半14分、MF遠野大弥の浮き球パスをPA手前のFWレアンドロ・ダミアンが体を投げ出して落とす。MF脇坂泰斗のパスをFW家長昭博がPA右でボールキープ。走り込んだ脇坂がPA右からゴールのニアサイドに突き刺した。

 脇坂はACLで決めたFKでのゴールから今季公式戦2点目。データサイト『opta』によると、今季から背番号14を背負う脇坂は、2得点ともに前半14分で得点をマークしたという。得点後には、前回忘れていたゴールパフォーマンスである、お笑いコンビ「コウテイ」のギャグをモチーフにした“ズィーヤ”を初披露している。

 さらに、川崎Fは前半32分に追加点。右サイドの家長がPA右手前にパス。脇坂がノンステップからPA左に浮き球のパスを送る。走り込んだマルシーニョがダイビングヘッド。ゴール右隅に叩き込み、2-0と点差を広げた。

 1点を返したい清水は前半41分、FWチアゴ・サンタナが左サイドから左足ミドル。しかし、強烈な弾道はゴール左ポストを直撃し、ゴールとはならない。前半はそのまま川崎Fが2-0のリードを保って折り返した。

 清水はハーフタイムで2枚替え。MFホナウドとMF中山克広を下げ、MF松岡大起とMF神谷優太を入れる。さらに、後半13分にはMF宮本航汰に代えてFWカルリーニョス・ジュニオが入った。同16分には遠野とダミアンを下げ、MFジョアン・シミッチとFW知念慶が投入された。

 攻守に強度が増した川崎Fは、パスワークで着実に攻め立て、またボールを奪われても即座に奪い返す。後半26分には互いに交代カード。清水はT・サンタナからFWオ・セフンを投入。川崎Fは1ゴール1アシストの脇坂と1ゴールのマルシーニョを下げ、FW宮城天とFW小林悠が出場した。

 清水は後半35分に決定機。敵陣PA手前で交錯するも、松岡がボールを拾う。左サイドに回し、走り込んだDF山原怜音が鋭いグラウンダーのパス。ファーサイドのC・ジュニオが詰めるが、惜しくも合わせることができなかった。

 試合はそのまま終了し、川崎Fが2-0で勝利。首位・鹿島との勝ち点差を2に縮めた。

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