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SB小池龍&松原がミドル弾2発!! 首位に迫る横浜FM、好守連発の京都GK若原こじ開け3試合ぶり白星

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DF小池龍太とDF松原健

[5.25 J1第15節 横浜FM2-0京都 ニッパツ]

 J1リーグは25日、第15節を各地で行い、横浜F・マリノス京都サンガF.C.を2-0で破った。前半から京都GK若原智哉が度重なるスーパーセーブを見せたが、横浜FMは両サイドバックのDF小池龍太とDF松原健がそれぞれミドルシュートでこじ開け、3試合ぶりの白星を収めた。

 互いに前節から中3日の連戦。横浜FMは福岡戦(●0-1)で退場処分となったチーム得点王FWアンデルソン・ロペスの6試合出場停止もあり、先発6人を入れ替え、FWレオ・セアラ、FW西村拓真、FW宮市亮らが新たに入った。対する京都は前節の広島戦(●1-3)から5人を変更。若原が10試合ぶり、DF荻原拓也が6試合ぶりの先発復帰を果たした。

 試合は前半7分、横浜FMにファーストチャンス。左サイドを抜け出した宮市のクロスに西村が合わせたが、ゴールにはつながらない。対する京都は直後の8分、カウンターからFW武富孝介がスルーパスを送り、FWピーター・ウタカがフリーで突破。だが、ゴール目前でのシュートは枠を外れた。

 その後は一方的に横浜FMのペース。前半15分、中盤で浮き球に反応したMF喜田拓也がミドルレンジからのボレーシュートを狙ったが、若原のスーパーセーブに阻まれる。さらに同16分、宮市のミドルシュートも若原が横っ飛びで阻止。また同20分にもFWレオ・セアラのシュートが枠内に飛んだが、またしても若原のスーパーセーブに終わった。

 なおも攻める横浜FMは前半23分、左サイドを抜け出した小池龍のクロスにレオ・セアラが合わせるも、わずかに枠外。同24分、MF渡辺皓太の素晴らしいスルーパスに宮市が抜け出すも、シュートは若原の正面に飛んだ。同31分、右サイドを抜け出したFW仲川輝人のクロスを若原が足で触り、こぼれ球から渡辺がシュートを狙ったが、これも若原の正面。同32分、渡辺、西村とつないで仲川が抜け出したが、DF井上黎生人のスライディングに阻まれた。

 前半36分、右サイドを猛スピードで攻め上がった仲川のシュートも若原がビッグセーブを見せ、代役守護神が圧巻の大活躍。それでも同41分、ついに横浜FMがこじ開けた。DFエドゥアルドのフィードに宮市が抜け出し、折り返しのパスが小池龍のもとへ。小池龍はそのまま内側に持ち出し、角度のないところから右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。

 1-0で迎えた後半も横浜FMが優勢。それでも同16分、途中出場のMF水沼宏太の強烈なシュートも若原に阻まれ、なかなか追加点を奪うことができない。京都は同20分、途中出場のFW豊川雄太が相手GK高丘陽平のパスを奪い、MF金子大毅が左足でフィニッシュ。ところがこれは右に外れ、同点の絶好機を逃した。

 すると後半27分、横浜FMがまたもサイドバックの攻撃参加で試合を動かした。左右に振った攻撃から左で宮市が受け、ペナルティエリア外ゴール正面で待っていた松原にパスを渡すと、松原はミドルレンジから左足を一閃。MF武田将平に当たったボールがゴール右上に飛び、クロスバーに当たってネットを揺らした。

 その後は京都も反撃に出たが、スコアは動かずタイムアップ。首位の川崎Fが敗れ、2位の鹿島が引き分けたため、3位の横浜FMは勝ち点2差に迫った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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