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神戸がDF山川のプロ初弾など計4ゴール! “誤算”もあった札幌を下して最下位脱出へ弾み

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プロ初得点を挙げたDF山川哲史

[5.29 J1第16節 神戸 4-1 札幌 ノエスタ]

 J1第16節が29日に開催され、18位ヴィッセル神戸はホームで10位北海道コンサドーレ札幌に4-1で大勝した。14日の第13節・サガン鳥栖戦(○4-0)以来、4試合ぶりの勝利と複数得点。3ポイントを積み上げ、最下位脱出に向けて弾みをつけた。

 前節に連敗を止めた神戸は前半17分に先制。右CKからキッカーのMFアンドレス・イニエスタがクロスを送り、相手にクリアされたボールにペナルティエリア手前中央のDF山川哲史が反応する。右足でダイレクトシュートを放つと、低い弾道でゴール左に吸い込まれ、プロ3年目での公式戦初得点となった。

 前半の札幌は神戸を上回るシュートシーンを作り出したが、ゴールには結び付かず。1点のビハインドで折り返した。それでもハーフタイム明けからFWドウグラス・オリヴェイラをピッチに送り出すと、同選手が起用に応える。

 後半14分、左ウイングバックのMF菅大輝からのボールをGK前川黛也がファンブルし、こぼれ球を拾ったD・オリヴェイラが右足でシュート。右ポストを叩いて逆のサイドネットを揺らし、今季初ゴールで1-1とした。

 追い付かれた神戸は後半17分にイニエスタを下げ、4試合ぶりの出場となるFW大迫勇也を投入。1トップを務めていたFW武藤嘉紀との2トップに変更した。

 そして後半19分、右サイドのFKからキッカーのMF汰木康也が右足で正確なクロスを供給。武藤が豪快なヘディングでゴール左に叩き込み、勝ち越し弾となる今季3点目を挙げた。

 神戸にとっては4試合ぶりの複数得点。後半24分には右CKの混戦から、最後はDF菊池流帆が右足で蹴り込む。菊池の今季2ゴール目で神戸が3-1と突き放した。

 さらに後半29分、左サイドを突破した汰木が折り返し、大迫がMF深井一希と競りながらニアに入ると、深井に当たったボールがゴール右に転がり込む。オウンゴールで4-1とし、同31分には札幌FWガブリエル・シャビエルが大迫の決定機を阻止して一発退場。途中出場からわずか3分でピッチを去ることになり、数的優位に立った神戸がそのまま4-1で逃げ切った。

 思わぬアクシデントにも見舞われた札幌は、前節・柏レイソル戦(●1-6)に続く大量失点。今季初の2連敗を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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