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「感情的になり、愚行に及んでしまいました」水戸FW木下にJリーグ&クラブがそれぞれ出場停止処分

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水戸FW木下康介に出場停止処分

 Jリーグは9日、J2第20節の試合で起きた行為に関し、水戸ホーリーホックのFW木下康介に1試合の出場停止処分を科すことを発表した。出場停止の対象試合は12日のJ2第21節・モンテディオ山形戦(Ksスタ)となる。

 Jリーグによると、5日に行われたJ2第20節・大宮アルディージャ戦(NACK)の後半16分、木下がゴール裏に設置されていたLED看板を蹴って破損させたとして、マッチコミッショナーから報告があったという。「同選手の行為について、Jリーグ規律委員会では破損状況等を基に(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、『選手等による競技場又はその周辺関連施設における故意による器物破損行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。

 また、クラブも独自の処分として、木下にJリーグの処分に加えてリーグ戦1試合の出場停止処分を科すことを発表。対象試合は18日のJ2第22節・ロアッソ熊本戦(えがおS)となる。さらに、関係する責任者の処分として、小島耕代表取締役には「月次の報酬10% 3か月 自主返納、訓戒」、西村卓朗取締役GMには「訓戒、選手教育プログラムの徹底」と報告した。

 木下は今回の件を受けてクラブ公式サイトを通じ、「この度、私の行為により、たくさんの方々にご迷惑をおかけてしまい大変申し訳ございませんでした。スポンサー様、大宮アルディージャの皆様はもちろんの事、応援してくれているファン・サポーターの皆様、そして水戸ホーリーホックに関わるすべての関係者の皆様に不快な思いをさせてしまい、深く反省しております」とコメント。「感情的になり、愚行に及んでしまいました。どんな理由であれ、このような行為は許されることではありません。起こしてしまった事は変えられないので処罰を真摯に受け止め、今後皆様の信頼を取り戻せるように努めてまいります。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を続けた。

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