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清水は新指揮官の初陣飾る3発快勝! 福岡を下して今季リーグ戦ホーム初白星をゲット

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6試合ぶりの勝利を手にした清水エスパルス

[6.18 J1第17節 清水 3-1 福岡 アイスタ]

 J1リーグは18日、国際Aマッチデー期間後初のリーグ戦を開催した。各地で第17節が行われ、清水エスパルスはホームでアビスパ福岡と対戦。今月7日に就任したゼ・リカルド新監督の初陣を3-1の勝利で飾った。清水は今季リーグ戦ホーム初白星を手にした。

 3連敗中ここ5戦勝利のない16位・清水と3試合ぶりの白星を目指す12位・アビスパ福岡の一戦は、試合序盤にスコアが動く。

 前半7分、清水はDF鈴木義宜がハーフライン付近で相手のロングキックを跳ね返すと、そのセカンドボールを拾ったFWチアゴ・サンタナがそのまま前進。FW神谷優太がボックス内左でボールを受け、ゴール前にパスを通すと、ファーサイドから走り込んで来たMF西澤健太が腰を捻って左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 1点を追う福岡は、前半12分に清水ゴールを脅かす。右サイドで得たコーナーキックをMFジョルディ・クルークスがインスイングで入れたボールにFW山岸祐也がニアサイドでヘディング弾。しかし、ここは清水の守護神・GKが好反応を見せてボールを掻き出した。

 清水は前半17分、敵陣中央右サイドから西澤がフリーキックを蹴り込み、DF片山瑛一が右足インサイドで合わせるも、シュートは僅かにゴール左。対する福岡も、前半18分にセットプレーからチャンスを迎えるが、ゴール前の混戦からDF志知孝明シュートは清水DFに当たってゴールネットを揺らすことはできなかった。

 攻勢を強める福岡は前半38分に左サイドから切り込んだMF北島祐二が右足で柔らかいボールをゴール前へ。FWフアンマ・デルガドが頭で合わせたシュートは、権田が弾き出して難を逃れた。

 すると、守護神に奮闘に攻撃陣が応える。前半41分、清水はDF立田悠悟がMF白崎凌兵とのパス交換で持ち合がりハーフラインを越えると、右斜めに動き出した神谷にスルーパス。神谷の落としを西澤がツータッチ目でゴール前に入れると、サンタナが頭で押し込み、ゴールに突き刺した。

 清水の2点リードで前半を折り返すと、反撃に出たい福岡は後半開始からFWルキアン、DF宮大樹の2枚を投入。前半にイエローカードを1枚ずつ貰っていたF・デルガド、D・グローリがピッチを後にした。

 後半は福岡が攻撃の手を強めて清水ゴールに迫るも、清水も権田を中心に守備陣が奮起し、ゴールを割らせない。スコアが動かないまま20分が経過する。

 試合の流れを変えたい清水は後半23分に2枚替え。神谷、片山に代えてFWディサロ燦シルヴァーノ、MF原輝綺がピッチに送り込まれた。後半14分には、右サイドでボールを受けたMF後藤優介がカットインから右足を振り抜くも、シュートはアウトにかかり枠を捉えることはできなかった。

 すると、後半35分に福岡が反撃の1発をゴールに突き刺す。ボックス手前で清水の選手とルキアンが球際の攻防を繰り広げると、ルーズボールが山岸の元へ。右足で狙いすましたシュートは、ゴール右隅に吸い込まれ、1点差に詰め寄った。

 それでもホームの清水が再びリードを広げる。後半40分、ペナルティーエリア手前でサンタナからパスを受けた途中出場のMFベンジャミン・コロリが、飛び出してきたGK村上昌謙の頭上を抜くループシュート。試合終盤に勝利を手繰り寄せる追加点を決めた。

 試合はその後、福岡の反撃を凌いだ清水が3-1で勝利。新指揮官の初陣を白星で飾った。

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