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神戸、ロティーナ監督の契約解除を発表…後任として吉田孝行氏が3度目の就任

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契約解除となったヴィッセル神戸のミゲル・アンヘル・ロティ―ナ監督

 ヴィッセル神戸は29日、ミゲル・アンヘル・ロティ―ナ監督と28日付けで契約解除したことを発表した。イヴァン・パランコヘッドコーチも契約解除に。なお、後任として17年8月~18年、19年に指揮を執った吉田孝行氏が3度目の監督就任となる。

 今季開幕7戦未勝利(4分3敗)とスタートダッシュに失敗した神戸は、3月20日に三浦淳寛前監督との契約解除を発表。ヤングプレイヤーデベロップメントコーチを務めていたリュイス・プラナグマ氏が暫定監督を務め、4月8日にロティーナ監督の就任が発表された。

 ACLグループリーグ突破を果たしたものの、リーグ戦では苦しい戦いが続き、18試合消化時点で2勝5分11敗の勝ち点11で最下位に沈んでいる。

 ロティーナ監督はクラブを通じて、以下のようにコメント。

「ヴィッセル神戸に関わる皆様にお別れの挨拶をしたいです。まず、三木谷会長と強化部へ、私を信頼してこの偉大なクラブの歴史に加わるチャンスをいただけたことを感謝したいです。また、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、マネージャー、そしてクラブの職員のすべての方の努力とサポートに心からお礼を言いたいです。

サポーターの皆さん、私と家族に愛情を持って接してくださりありがとうございました。皆さんの応援はクラブにとってとても重要なものです。これからも引き続きクラブへの応援、サポートよろしくお願いいたします。最後に、プロフェッショナルな姿勢で多大な努力をしてくれた選手たち全員に感謝したいです。この姿勢で努力を続けることが、きっと結果につながっていくと信じています。

チームの悪い流れを変えることができず、順位表で上にいくお手伝いができなかったことを申し訳なく思っています。ただ、チームはまだ4つの大会で戦っており、まだまだ素晴らしいシーズンにする時間は十分残っています。クラブ、選手、サポーターがともに団結して戦い続けることができれば、きっと実りあるシーズンにできることを確信しています。改めて、これまでどうもありがとうございました。」

 また、吉田新監督もクラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「今シーズンより大好きなヴィッセル神戸に戻り、チーム強化に努めてまいりましたが、クラブは非常に苦しい状況にあります。このような状況でもスタジアムへ足を運び素晴らしい雰囲気を作って応援してくれるファン、サポーターの皆様の期待に応えられていないことを非常に申し訳なく感じております。この厳しい現実を打破するべく私のことを信頼し、このような機会を与えてくれるクラブの力になるため、監督を引き受けさせていただきました。苦しい中だからこそ、サポーターやスポンサーの皆様をはじめヴィッセル神戸に関わる全ての方々と一致団結して、この難局に立ち向かうことが必要だと考えております。ヴィッセルファミリーのために、全力で働きます」

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