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広島はセットプレー2発&10番MF森島ダメ押し弾! 磐田を下して2試合ぶりの白星奪取

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先制点を挙げたDF荒木隼人

[7.2 J1第19節 広島 3-0 磐田 Eスタ]

 J1リーグは2日、各地で第19節を行った。4位サンフレッチェ広島はホームで15位ジュビロ磐田と対戦し、3-0で勝利。勝ち点3を積み上げた。

 6月29日に行われた第15節延期分で連勝が「4」でストップした広島と前節の王者・川崎F戦で勝ち点1をもぎ取った磐田。互いに勝ち点3を目指した一戦は、両チームともに立ち上がりから効果的な攻撃が繰り出せない時間が続く。

 前半17分には、右サイドでボールを受けた広島MF森島司のマイナスのクロスにMF松本泰志が右足ボレー。ゴール右を捉えた強烈なシュートは、磐田の守護神GK三浦龍輝に弾き出されて先制とはならない。

 それでも、前半22分にホームチームが先にスコアを動かした。敵陣左サイドでフリーキックを得た広島は、MF満田誠が右足で入れたボールにDF荒木隼人がヘディング弾。ファーサイドから頭で叩き込んでゴールネットを揺らした。

 1点を追う磐田は前半31分、MF遠藤保仁の縦パスを受けたFW吉長真優がカットインから左足を振り抜く。しかし、シュートは広島GK大迫敬介の正面に行き、同点弾とはならない。広島の1点リードで後半へと折り返した。

 迎えた後半。広島は追加点、磐田は同点を狙い、アグレッシブにゴールに迫るもあと一歩が届かない。広島がやや優位に試合を進めるも、中盤での攻防が続く。

 それでも、停滞した試合を動かしたのはホームチーム。後半18分、敵陣右サイド深い位置でフリーキックを得た広島は、MF野津田岳人が左足で入れた鋭いボールにDF佐々木翔がニアサイドに走り込み、ヘディングシュートを突き刺した。

 リードを2点に広げた広島は、さらに後半23分に追加点。磐田の三浦が前線に蹴り込んだボールをDF塩谷司が頭で跳ね返すと、そのボールを拾った森島が冷静に流し込み、勝利を手繰り寄せる。

 反撃に出たい磐田は後半34分、MF鈴木雄斗が右サイドをするすると駆け上がると、ボックス内でFW杉本健勇の落としを受けて右足を振り抜く。しかし、シュートはポストを弾き、ゴールを割ることはできない。

 試合は最後まで無失点に抑えた広島が3-0で勝利。2試合ぶりの勝利を収めている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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