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56131人熱狂の国立激闘、制したのは横浜F・マリノス!! 清水相手に圧巻5発、元年初勝利と同じ国立でJ1通算500勝達成

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FWレオ・セアラのゴールを祝福する横浜F・マリノスの選手たち

[7.2 J1第19節 清水3-5横浜FM 国立]

 J1リーグは2日、第19節を各地で行い、横浜F・マリノス清水エスパルスを5-3で破った。FWレオ・セアラのハットトリックなどで大量ゴールを奪った横浜FMはJ1リーグ通算500勝を達成。1993年Jリーグ開幕戦での初勝利から30年目、奇しくも同じ国立競技場で節目の勝利を飾った。

 清水の30周年記念試合として、国立競技場で実現した“オリジナル10”対決。試合前からヘリコプターを使ったちびまる子ちゃんのショーや、華々しい花火で豪華な演出がなされた中、両チーム通じて今季のJリーグ公式戦最多となる56,131人ものサポーターが詰めかけた。

 ホーム扱いの清水はゼ・リカルド監督の就任2試合目。前節のC大阪戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、MF後藤優介に代わってDF原輝綺が起用された。対する横浜FMは試合前時点で2位と勝ち点3差の首位。U-21日本代表のMF藤田譲瑠チマがベンチを外れ、MF渡辺皓太が新たに入った。[スタメン&布陣]

 最初に決定機を迎えたのは清水だった。前半6分、GK権田修一のロングキックをDF片山瑛一が落とし、原が浮き球の縦パスをMF神谷優太に通すと、そのまま左サイドに展開。フリーで前を向いたMF西澤健太がカットインし、右足で力強いミドルシュートを放った。だが、これは力みすぎて大きく右上へ。最初のチャンスを活かすことができなかった。

 すると前半10分、先に試合を動かしたのはアウェーの横浜FMだった。今度は権田のキックを原が収められなかったところに詰め、FWエウベルがボールを奪うと、そこからショートカウンターを開始。縦パスを受けたFWレオ・セアラのスルーパスからFW西村拓真がペナルティエリア左に抜け出し、左足で権田の股下を抜くシュートをねじ込んだ。

 それでも前半14分、清水もすぐさま追いついた。中盤で前を向いた横浜FMのMF岩田智輝に対し、FWチアゴ・サンタナが鋭いプレスバックでボールを奪うと、これを拾ったMF白崎凌兵がすぐさま縦にパス。サンタナはそのまま攻め上がってスルーパスを送り、DF角田涼太朗との駆け引きを制したMF神谷優太がゴール前に切れ込むと、最後は右足で落ち着いて蹴り込んだ。

 その後は一進一退の攻防。両チームとも強度の高いプレッシングを見せ、局面を制したほうが相手ゴール前に辿り着けるという流れが続いた。そうして迎えた前半45+2分、横浜FMは左サイドに開いたエウベルが斜めのパスを前線につけると、中に絞っていたDF永戸勝也が収め、再び斜めのパスでゴール前の西村へ。西村はさらに右を攻め上がった水沼に預けると、シュート性のクロスにレオ・セアラがダイレクトで反応し、美しい崩しで勝ち越しゴールが決まった。

 終了間際に追いつかれた清水は後半開始時、DF立田悠悟に代わってDF井林章を投入。そして開始2分、さっそく試合を動かした。中盤の競り合いでセカンドボールを拾った西澤が相手の背後に浮き球のパスを送ると、神谷が抜け出し、DF畠中槙之輔に詰められながらもボールをゴール前へ。これに反応したT・サンタナが強烈なダイレクトシュートでゴールを射抜いた。

 これで2-2の同点。ところが、そこから横浜FMの攻撃力が炸裂した。後半4分、左サイド高い位置で相手のビルドアップにプレッシャーをかけると、バックパスを奪ったレオ・セアラがカットインから強烈なミドルシュートをニアポスト脇にねじ込み勝ち越し。さらに同9分、西村とのワンツーで右サイドを崩した水沼が中央に折り返すと、これにもレオ・セアラが反応し、瞬く間に2点リードとした。

 前節の柏戦(○4-0)でも2ゴール2アシストを記録していたレオ・セアラはこの日も3ゴール1アシストの大爆発。2試合での8得点に全て絡むという驚異的な働きぶりを見せた。

 なおも攻める横浜FMは後半10分、相手のミスにつけ込んだ攻撃から水沼と永戸が次々に決定機を迎えるも、権田が立て続けにファインセーブ。追加失点は許さない。対する清水も同16分、右サイドを攻め上がった原のクロスから途中出場のFWカルリーニョス・ジュニオがボレーで狙うも、GK高丘陽平の正面に飛んだ。

 その後もなんとか勢いを保つ清水だが、後半38分に相手のビルドアップミスからFWオ・セフンが無人のゴールを狙うも、シュートは精度を欠いて枠外へ。すると同43分、横浜FMは永戸のパスを受けたFW仲川輝人が相手をかわすと、折り返しから途中出場FW宮市亮が決めて5-2となった。

 清水は後半アディショナルタイム6分、オ・セフンのフリックから片山が押し込んで詰め寄るも、これがラストプレー。そのままタイムアップを迎え、横浜FMが国立の地で節目のJ1通算500勝目を収めた。

(取材・文 竹内達也)
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