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C大阪が王者・川崎Fにシーズンダブル!! FWジェアン・パトリッキが後半ATに劇的逆転弾

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セレッソ大阪が王者にシーズンダブル

[7.2 J1第19節 C大阪 2-1 川崎F ヨドコウ]

 J1リーグは2日、各地で第19節を行った。7位セレッソ大阪はホームで3位川崎フロンターレと対戦し、2-1で勝利。4月2日に行われた第6節のアウェー戦(○4-1)に続き、王者にシーズンダブルを達成した。

 3試合ぶりの勝利が欲しいC大阪と2試合ぶりの白星を目指す川崎Fの一戦。前節、下位相手に勝ち点を取りこぼした両チームは、3ポイント奪取を懸けてヨドコウ桜スタジアムで激突した。

 先に相手ゴールを脅かしたのは川崎Fだった。前半4分、ボックス手前で落としを受けたMF脇坂泰斗が右足を振り抜くと、強烈なシュートはゴール左のポストを直撃。跳ね返りをFW家長昭博が狙ったが、ここはC大阪のGKキム・ジンヒョンがしっかりと抑えた。

 攻勢を強める川崎Fは、前半19分に家長がペナルティーエリア内左から左足で放つも僅かにゴール右。前半22分にはFW小林悠が家長の右からのクロスに頭で合わせたが、ここはキム・ジンヒョンに弾き出された。

 それでも前半36分に川崎Fが先にスコアを動かした。右サイドでコーナーキックを得た川崎Fは、脇坂が蹴り込んだボールにDF谷口彰悟がヘディング弾。キム・ジンヒョンの牙城を崩す。

 川崎Fの1点リードで前半を折り返した試合は後半12分、C大阪が右サイドで得たコーナーキックをMF鈴木徳真が蹴り込むと、ニアサイドでDFマテイ・ヨニッチが頭で合わせる。しかし、シュートはゴール左に外れて同点とはならない。

 それでも、後半14分にC大阪が試合を振り出しに戻す。ピッチ中央やや右付近から鈴木がフリーキックを入れると、ゴールに向かっていくようなボールをDF舩木翔が頭で逸らしてゴールに流し込んだ。

 川崎Fは後半34分に決定機を迎えるも、左サイドDF佐々木旭のクロスに合わせた小林のヘディングシュートは、ゴール左へ。枠を捉えることができず、小林はFWレアンドロ・ダミアンとの交代でピッチを後にした。

 後半38分には、そのL・ダミアンがゴール前でスルーパスを受けてシュートを放つも、キム・ジンヒョンが体を張ってゴールを死守。すると、後半アディショナルタイム2分、右サイドのフリーキックから途中出場のFWジェアン・パトリッキが頭で流し込んで逆転弾を決めた。

 試合終盤に劇的ゴールを挙げたC大阪が2-1で勝利。上位進出に向けて勝ち点3を積み上げた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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