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“サポーター声出し違反”浦和社長は再発防止を強調「なんとしてでも防ぐ」

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囲み取材に応じた立花洋一社長

 6日、浦和レッズはJ1第20節で京都サンガF.C.と対戦。試合前には、立花洋一社長が囲み取材に応じ、浦和サポーターによるJリーグガイドライン違反の声出し行為について言及。「なんとしてでも防ぐんだということを伝えたい」と語った。声出し行為は、5月21日のホーム鹿島戦や今月2日のアウェーG大阪戦で確認されており、5日の野々村芳和チェアマンによるメディアブリーフィングでは、クラブに罰金2000万円を上限とする処罰が行われる可能性もあると伝えられていた。

 浦和は5日、クラブ公式サイト上で2日のG大阪戦におけるサポーターの声出し応援行為の謝罪と、再発防止策を伝えていた。同日には、野々村チェアマンによるメディアブリーフィングが行われ、各クラブの代表者が出席する臨時実行委員会で声出し問題を取り上げたことに言及。同問題について、裁定委員会から浦和に最大2000万円の罰金処分が行われる可能性が浮上していること、さらに違反が続けば無観客試合や勝ち点剥奪などの重い処分に発展する可能性もあることが明かされた。

 実行委員会の話を受け、6日に立花社長が囲み取材に応じた。社長は「いま一番問われているのは、再発防止だと思っている」と説明。クラブは6日の京都サンガF.C.戦を前に、SNSやHPを通じてガイドライン遵守を喚起し、場内の声出しを監視する人員も2倍に増員したという。

 社長は「いままでやってきたことの繰り返しというよりも、今回改めて、強い覚悟を持って対応する。なんとしてでも防ぐんだということを伝えたい」と再発防止を強調した。

(取材・文 石川祐介)
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