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横浜FM小池裕太がプロ初ゴールから“丸3年ぶり”弾!!「久しぶりだったのでどう喜んでいいか…」

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DF小池裕太が3年ぶりゴール

[7.6 J1第20節 横浜FM 3-0 広島 日産ス]

 横浜F・マリノスにとって劣勢が続いていた前半32分、勝敗を分ける先制ゴールを奪ったのは左サイドバックのDF小池裕太だった。右サイドを攻め上がったMF水沼宏太からのクロスにファーサイドで反応し、ヘディングシュートをファーポスト際へ。「宏太くんがあの位置で持っていたし、ファーでフリーなのもあったので、宏太くんなら見えていると思って走り込むだけだった」と感謝を語った。

 小池にとって、この日は4月6日のJ1第7節広島戦以来ちょうど3か月ぶりの先発機会だった。前回0-2で敗れた同じ相手とあって「負けられないと燃えていた」。その結果、自身のゴールで見事にリベンジを達成。「広島戦では個人としてもチームとしても何もできない試合だったと理解していたし、それを踏まえて広島相手に準備してきた。勝ちという結果を残すことができてよかった」とホッとした表情で語った。

 またこのゴールは小池にとって、鹿島時代の2019年7月6日に行われた磐田戦(○2-0)でのプロ初ゴール以来ちょうど3年ぶりの得点となった。記念すべき初ゴールはセンタリングが入った形だったため、試合後に「正直狙ってはない」と本音を明かしていた小池。この日は見事に狙ったヘディングシュートを沈め、「久しぶりだったのでどう喜んでいいかわからなかったけどうれしかった」と喜びを語りつつも、前回から“丸3年”という奇縁には「狙ってはない(笑)」と偶然にも同じ言葉を残した。

 今季から横浜FMに加入し、ここまで先発は4試合のみと、満足に出場機会が得られているわけではない。それでも「試合に出られれば何かインパクトを残せるという自信は持ち続けている」と小池。ライバルのDF永戸勝也のプレーも刺激に変え、レギュラー争いに挑んでいる最中だ。

「マリノスはサイドバックが中に入ったりするので、メンバーに入らなくて上で見ている時もどういうふうにしたらインサイドを取れるか、永戸選手の動きを自分に取り入れるのは意識していた。練習中からサイドハーフとコミュニケーションを取りながらやっている」

 その結果、いまでは「シーズン初めよりは意識できているし、だんだんわかるようになってきた」という小池。「この試合で満足しているわけではない。練習からマリノスのスタイルをモノにして行けたら」と述べ、さらなる出番を獲得すべく意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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